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zetaのプロットに書く日本刀の言葉を、種類・部位・刃文の図つきで7分類・120語まとめました

推しが持つ刀は、種類と身につけ方を決めると姿を想像しやすくなります。刀身や拵えの名前は、手元や光を描く地の文にも使えます。種類と長さ、刀身と拵えの部位、身につけ方、刃文の形を図つきで紹介します。このページでは、装いから細部、構えと日常の所作へと探せるようにまとめました。武器や能力全般の言葉は能力・武器の用語集にあります。

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目次
  1. 刀の種類と長さを1枚で
  2. 先に結論。刀は「種類+身につけ方+長さの印象」でプロットに一行
  3. 刀の種類
  4. 刀身の部位
  5. 拵え(外装)の部位
  6. 刃文と姿の言葉
  7. 構えと技の言葉
  8. 刀に関わる人と言葉
  9. 地の文で使う、刀の動き
  10. このページで扱わないもの
  11. 言葉の選び方と、このページの限界

刀の種類と長さを1枚で

刀の種類と刃長の図示例。上から太刀、大太刀、打刀、脇差、短刀、小太刀、薙刀、長巻、槍、直刀、剣。槍は参考項目。
当サイトが作った図です。資料で確認した概数や所蔵品の刃長を丸め、同じ縮尺で示しました。幅と反りは形の目安で、実物の寸法どおりではありません。種類ごとの固定寸法や平均値を示す図ではなく、柄と茎は省略しています。薙刀は近世の短めの例、槍は長い穂の例です。

先に結論。刀は「種類+身につけ方+長さの印象」でプロットに一行

プロットには、刀の種類、身につけ方、長さの印象を一行で書きます。たとえば「細身でやや長い打刀を、刃を上にして帯に差している」。寸法を細かく並べる前に、推しの腰回りの姿を決めます。

太刀は刃を下にして腰からつり下げて佩き、打刀は刃を上にして帯に差すのが基本です。この違いを書くと、時代に合った装いを決める手掛かりになります。ただし、佩き方だけで年代が一つに決まるわけではありません。

状況例には「客を迎えるため、鞘に収めた刀を傍らに置く」のように、その場での扱いを書きます。戦闘を含む地の文では「切先がわずかに揺れた」のように、部位の名前と動きを一つ足すと視線の置き場ができます。設定を書けば、AIが刀の形や所作を必ず守るという保証はありません。

刀の種類

上段は太刀、帯、佩く。下段は打刀、帯、差す。太刀は刃を下にして吊り、打刀は刃を上にして帯に差す。
当サイトが作った図です。形と位置の目安で、実物の寸法どおりではありません。鞘に納めた刀と帯を描き、鞘の中の刃の向きを紫の破線で示しています。

種類の目安です。刃長はおおよそ、打刀が六十センチ以上、脇差が三十〜六十センチ、短刀が三十センチまでです。境界の表し方には資料差があり、厳密な判定表ではありません。薙刀・長巻・稽古道具も含めています。

名前読みどんな刀・どの部分か
直刀ちょくとう反りがほとんどない、まっすぐな刀です。古い時代の刀として書くと、後世の反った刀との姿の違いを示せます。
蕨手刀わらびてとう柄の先が、芽を出した蕨のように巻いた古代の刀です。柄の輪郭を描くと、独特な古風さを添えられます。
太刀たち刃を下に向け、腰からつり下げて佩く刀です。長い鞘が腰の下で揺れると書くと、装いまで想像できます。
大太刀おおだち通常の太刀よりも長大な刀で、寸法の区切りには幅があります。大振りな姿を書くと、持ち物の存在感が出ます。
打刀うちがたな刃を上に向け、帯に差して身につける刀です。帯からのぞく柄を書くと、推しの腰回りの装いが伝わります。
脇差わきざし刀と短刀の中間ほどの長さで、帯に差す刀です。長い刀と並べて書くと、大小を身につけた姿が伝わります。
短刀たんとう刃長がおおよそ三十センチまでの短い刀です。短い鞘を大切に包む描写にすると、身近な持ち物として描けます。
小太刀こだち太刀のうち小振りなものを指し、脇差とは分類の観点が異なります。短い太刀と補うと、姿が伝わりやすいです。
薙刀なぎなた長い柄の先に、反りのある刀身を付けた武器です。柄の長さまで書くと、腰に差す刀との違いを表せます。
長巻ながまき長い刀身に長い柄を付けた武器で、薙刀との区別には幅があります。柄も長いと補うと、全体像を示せます。
剣つるぎここでは、左右に刃を持つまっすぐな刀身の武器を指します。両刃と書き添えると、片刃の刀と区別できます。
懐刀ふところがたな懐に入れて携える小さな刀で、頼りになる側近の比喩にも使います。道具なら短い鞘を添えると明確です。
合口あいくち鍔がなく、柄と鞘の口が接する外装や、その短刀を指します。鍔のない姿を書くと、すっきりした輪郭が出ます。
刀子とうす古代に使われた小形の刃物で、日常の道具としての性格もあります。小さな道具と補うと、時代の暮らしを描けます。
木刀ぼくとう刀の形を木で作ったもので、稽古などに使われます。木目や使い込まれた柄を書くと、鍛錬の日々を表せます。
竹刀しない剣道などの稽古に使う、竹を組み合わせた道具です。竹の音を地の文に添えると、稽古場の様子が伝わります。
竹光たけみつ竹などで作り、刀のように見せたものです。見かけとの違いが分かる場面に置くと、意外性を描けます。

刀身の部位

刀身の部位。上段左から目釘穴、棟区、棟、鎬、横手、切先。下段左から茎、刃区、刃文、刃、物打ち。
当サイトが作った図です。形と位置の目安で、実物の寸法どおりではありません。柄に隠れる茎も見せ、棟を上、刃を下に描いています。物打ちは先寄りの範囲を示します。

位置の名前に加え、模様や長さを表す語もまとめています。茎や目釘穴は、柄を付けた通常の姿では見えません。部位の確認のために分解を勧めるものではありません。

名前読みどんな刀・どの部分か
刀身とうしん刀のうち、鞘に収まる本体を指す言葉です。光を受ける刀身と書くと、柄などの外装とは違う部分を示せます。
切先きっさき刀身の先端の部分で、鋒とも書きます。切先がわずかに揺れると書くと、構えの中にある迷いを表せます。
物打ちものうち刀身の先寄りにある、切る際に主に働く部分を指します。物打ちの傷を書くと、刀を使ってきた時間を表せます。
鎬しのぎ刀身の側面で、刃と棟の間に立つ稜線です。鎬に光が沿うと書くと、刀身の立体的な形を伝えられます。
棟むね刀身の刃とは反対側にある背の部分で、峰とも呼びます。棟の輪郭を書くと、刃の向きを描き分けられます。
刃文はもん焼き入れによって刀身に現れる、焼き刃の模様です。刃文を見つめると書くと、刀を眺める静かな時間が出ます。
地鉄じがね刀の地の鋼や、そこに現れる肌合いを指す言葉です。地鉄の細かな模様を書くと、金属の質感に奥行きが出ます。
樋ひ刀身に沿って設けられた細長い溝です。樋に影が落ちると書くと、平らな面だけではない形を描けます。
茎なかご刀身のうち、柄の内側に収まる部分です。普段は見えない茎に触れる説明を置くと、刀の内部まで語れます。
目釘穴めくぎあな刀身を柄に留める目釘を通すための穴です。茎の目釘穴と書くと、外から見えない構造を区別できます。
銘めい刀では、茎などに刻まれた製作者や製作年などの文字を指します。銘を確かめる場面で、来歴への関心を描けます。
反りそり刀身の曲がり具合や、その深さを表す言葉です。反りが浅いと書くと、刀全体の輪郭を短く説明できます。
横手よこて刀身の切先と、その下の部分を区切る線です。横手を境に光が変わると書くと、先端の形を描き分けられます。
平地ひらじ鎬造の刀で、鎬から刃先にかけての面を指します。平地の肌を描くと、刀身のどの面を見たか伝わります。
鎬地しのぎじ刀身の鎬から棟までの間にある面です。鎬地に映る明かりを書くと、刃側とは違う面の光を描けます。
刃区はまち刀身と茎の境にある、刃側のくぼみです。刃区と位置を示すと、刀の根元についての説明を具体化できます。
棟区むねまち刀身と茎の境にある、棟側のくぼみです。棟区を起点に書くと、刃側の刃区と位置を取り違えずに済みます。
刃長はちょう切先から棟区までを直線で測った長さで、柄は含みません。刃長と明記すると、刀全体の長さと区別できます。

拵え(外装)の部位

拵えの部位。上段左から柄、鍔、栗形、鞘、鐺。柄の下に頭、縁。その下の段は左から縁頭、鯉口、下緒。
当サイトが作った図です。形と位置の目安で、実物の寸法どおりではありません。鞘に納めた打刀の一例です。縁と頭を合わせて縁頭と呼び、鐺はこじりと読みます。

外装全体と、その部品・素材の名前です。すべての拵えに、ここに挙げた部品がそろうわけではありません。栗形は、くりがたとも読みます。

名前読みどんな刀・どの部分か
拵えこしらえ刀身に取り付ける柄や鞘など、外装全体を指します。黒を基調とした拵えと書くと、持ち物の印象がまとまります。
柄つか刀を持つための握りの部分で、内側には茎が収まります。柄の色や手触りを書くと、手元の描写を具体化できます。
柄巻つかまき刀の柄に糸や革などを巻くことや、その巻いた部分です。擦れた柄巻と書くと、使い込んだ様子が伝わります。
柄糸つかいと刀の柄を巻くための糸や組みひもです。柄糸の色を一つ決めると、推しの持つ刀を見分ける目印になります。
鍔つば柄と刀身の境に付ける、手を守るための金具です。鍔の形や透かし模様を書くと、手元に個性を添えられます。
鞘さや刀身を収めて覆う外装の部分です。鞘の塗りや傷を書くと、抜かれていない刀にも持ち主の時間を表せます。
鯉口こいぐち刀の鞘の口や、その部分の補強を指す言葉です。鯉口の近くに指が止まると書くと、抜く前の間を描けます。
栗形くりかた鞘の側面に付け、下緒を通すための穴を持つ部分です。栗形に掛かるひもを書くと、外装の細部を示せます。
下緒さげお鞘の栗形に通すひもで、帯に結び付けるなどして使います。下緒の色を書くと、鞘まわりに差し色を添えられます。
縁頭ふちがしら柄の鍔寄りに付く縁と、末端に付く頭をまとめた呼び名です。そろいの模様と書くと、外装の統一感が出ます。
目貫めぬき柄に付ける装飾金具で、目釘とは区別します。柄巻の間からのぞく目貫を書くと、手元の小さな意匠が伝わります。
鎺はばき刀身の根元にはめ、鞘に収めた刀を安定させる金具です。鎺の色を添えると、刀と鞘の境目を描けます。
切羽せっぱ鍔の両側などに添えて、外装のがたつきを抑える薄い金具です。切羽まで色をそろえると、細部への好みが出ます。
鐺こじり鞘の先端や、その先端を保護する金具を指します。鐺が床に近いと書くと、鞘の長さや位置を表せます。
笄こうがい刀の鞘に添える、髪を整えるための細長い道具です。笄の飾りに目を留めると、外装を見る場面に細部が加わります。
目釘めくぎ柄と茎を通して、刀身が抜けないように留めるものです。目釘という名を添えると、飾りの目貫と区別できます。
鮫皮さめがわ柄などを覆う、粒状の突起がある皮で、エイの皮も含みます。粒の感触を書くと、柄の質感を表せます。
白鞘しらさや塗りなどの装飾を施さない、白木の鞘や柄を備えた外装です。白木の色を書くと、飾った拵えとの違いが出ます。

刃文と姿の言葉

刃文の形。上から直刃、湾れ、互の目、丁子乱れ。湾れ、互の目、丁子乱れは乱れ刃に含まれる形の例。
当サイトが作った図です。形と位置の目安で、実物の寸法どおりではありません。刃先を下にした帯に、代表的な刃文の形を模式的に描きました。反りや製作時期の図ではありません。

刃文・反り・切先・造り込み・製作時期を探す分類です。同じ刀に複数の特徴が重なります。時代区分は資料で境界が分かれ、姿だけで年代は決まりません。

名前読みどんな刀・どの部分か
直刃すぐはほぼ直線状に続く刃文で、わずかな揺らぎを含むものもあります。静かな線として書くと、端正な印象が出ます。
乱れ刃みだれば直線状ではなく、形が変化する刃文の総称です。乱れ刃が光ると書くと、刀身に動きのある模様を添えられます。
互の目ぐのめ丸みのある山形などが続く刃文で、形には変化があります。連なる山の形を書くと、刃文の調子を表せます。
丁子乱れちょうじみだれ植物の丁子のつぼみを並べたような形の刃文です。ふくらみが連なると書くと、華やかな模様を想像できます。
湾れのたれゆったりした波のようにうねる刃文です。大きく緩やかな波と書き添えると、細かな乱れとの違いが伝わります。
皆焼ひたつら刃の近くだけでなく、地の部分などにも焼きが広がる様子です。点在する模様を書くと、複雑な刀身を描けます。
腰反りこしぞり刀身の反りの中心が、中央より柄に近い側にある姿です。根元寄りで曲がると補うと、輪郭を想像しやすいです。
先反りさきぞり刀身の先のほうにも反りが目立つ姿を指します。先寄りの曲線を描くと、腰反りとは異なる輪郭を表せます。
鳥居反りとりいぞり刀身の反りの中心が、おおむね中央にある姿です。中央から緩やかに反ると書くと、全体の輪郭が伝わります。
内反りうちぞり棟側ではなく、刃側へ向かって曲がる反り方です。刃側へわずかに傾くと書くと、通常の反りと区別できます。
大切先おおきっさき刀身の先端である切先が、大きく長く伸びた姿です。大切先の輪郭を描くと、刀の先まで存在感を持たせられます。
小切先こきっさき刀身に対して、切先が小さくまとまった姿です。小切先と細身の輪郭を添えると、繊細な見た目を描けます。
鎬造しのぎづくり刀身の側面に鎬を立てた、代表的な造り込みです。鎬造と面の光を組み合わせると、立体的な形を示せます。
平造ひらづくり刀身の側面に鎬を立てない造り込みで、短刀によく見られます。広い面の光を書くと、形の違いを描けます。
古刀ことう刀の時代区分で、おおむね慶長より前の刀を指します。古刀を受け継いだと書くと、持ち物に長い来歴が出ます。
新刀しんとう刀の時代区分で、慶長以後の刀を指す呼び名です。新々刀と分ける場合もあり、年代を添えると設定が明確です。
新々刀しんしんとう江戸後期の刀を指す区分で、始まりの時期は資料で異なります。江戸後期の作と添えると、年代の幅を示せます。
現代刀げんだいとう刀の時代区分では、明治の廃刀令以後の刀を指す呼び名です。製作年代を添えると、最近の刀だけとの誤解を防げます。

構えと技の言葉

流派や時代によって呼び名・構え・所作が違います。ここでは見た目や動きの大まかな意味だけを扱います。正眼は中段の呼び名としてまとめ、技の実行手順は示しません。

名前読みどんな刀・どの部分か
正眼せいがん剣先を前へ向ける構えで、中段とも呼ばれます。正眼のまま動かないと書くと、相手を待つ緊張感を描けます。
上段じょうだん刀を頭上へ構える姿を指し、細かな形は流派などで異なります。高く構えた刀を書くと、気迫の強さを表せます。
下段げだん剣先を低く構える姿を指します。低い位置にとどまる切先を書くと、静かに様子をうかがう場面に使えます。
八相はっそう刀を肩の近くで立てる構えで、八双とも書きます。肩に近い柄の位置を書くと、正面の構えと描き分けられます。
脇構えわきがまえ刀を体の脇へ引き、剣先を後方に向ける構えです。後ろに隠れる刀身を書くと、見えにくい刀の緊張感が出ます。
居合いあい刀を抜く動作と結び付いた技を中心とする武術です。居合を学ぶと書くと、推しの修練の方向を示せます。
抜刀ばっとう刀を鞘から抜くことです。抜刀したまま言葉を交わすと書くと、会話の間にも続く警戒を表せます。
抜き打ちぬきうち刀を抜く動きに続けて打つことを指します。抜き打ちの一瞬と書くと、急な場面の変化を短く表せます。
袈裟斬りけさぎり斜め上から下へ向かう斬り方を指す言葉です。袈裟斬りの軌跡と書くと、動きの方向を短く示せます。
逆袈裟ぎゃくけさ袈裟斬りとは逆に、斜め下から上へ向かう動きを指します。立ち上がる軌跡として書くと、方向を表せます。
突きつき刀などの先端を前へ出す動きを指す言葉です。突きの直前で止まると書くと、張り詰めた一瞬を描けます。
鍔迫り合いつばぜりあい互いの鍔が接するほど近づいて競り合うことです。近い距離で視線が合うと書くと、対峙する緊張感が出ます。
残心ざんしん技の後も心身の備えを保つことを指し、意味の幅は流派などで異なります。残心を書くと、続く警戒を表せます。
血振りちぶり居合などで、刀の血を払う意味を持つ所作です。血振りの後の静けさを書くと、一連の動きの区切りが出ます。
納刀のうとう刀を鞘に収めることで、所作は流派などで異なります。納刀の後に息をつくと書くと、緊張が緩む場面になります。

刀に関わる人と言葉

職人、身につけ方、刀の呼び方をまとめています。刀工と刀鍛冶のような同義語も含みます。佩刀は刀一般を帯びる意味にも使うため、太刀だけに限りません。

名前読みどんな刀・どの部分か
刀工とうこう刀を作ることを専門とする人です。刀工に会いに行くと書くと、刀を作る仕事に関わる場面だと伝わります。
刀鍛冶かたなかじ鉄を鍛えて刀を作る職人で、刀工とも呼びます。刀鍛冶の仕事場と書くと、推しの職業や暮らしを示せます。
研師とぎし刀剣などを研ぐことを仕事とする人です。研師に刀を預けると書くと、手入れを支える仕事との関係が出ます。
鞘師さやし刀を収める鞘を作る職人です。鞘師と仕上がりを相談する場面にすると、外装へのこだわりを描けます。
柄巻師つかまきし刀の柄に糸や革などを巻く仕事をする職人です。柄巻師に色を伝えると書くと、手元の装いへの好みが出ます。
帯刀たいとう刀を腰に帯びることや、その刀を指します。帯刀したまま訪ねると書くと、訪問時の装いが具体的になります。
佩刀はいとう刀を腰に帯びること、または身につけた刀を指します。佩刀を預けると書くと、携えた刀を話題にできます。
差料さしりょう自分が腰に差して使うための刀を指します。長年の差料と書くと、飾りではない身近な持ち物として描けます。
大小だいしょう刀の話では、長い刀と脇差を組にしたものを指します。大小をそろえると書くと、二振りの組合せが伝わります。
二本差しにほんざし刀と脇差の二振りを腰に差すことや、その姿を指します。二本差しの影を書くと、腰回りの輪郭を表せます。
銘刀めいとう刀工の銘が刻まれている刀を指します。銘刀と書く場合は刻まれた文字に触れると、名刀との違いが伝わります。
名刀めいとう優れた刀や、名高い刀を指す言葉です。名刀と呼ばれていると書くと、その刀への周囲の評価を示せます。
無銘むめい製作者の銘が記されていないことです。無銘の刀を大切にすると書くと、名声とは別の愛着を描けます。
在銘ざいめい刀などに製作者の銘が記されていることです。在銘と明記すると、銘の有無を示せますが、真偽までは決まりません。
守り刀まもりがたな身を守るために身につける短刀などを指します。守り刀を離さないと書くと、身近な備えへの思いを表せます。
真剣しんけん木刀や竹刀などに対して、本物の刀を指す言葉です。真剣を前に黙ると書くと、道具を前にした緊張が伝わります。

地の文で使う、刀の動き

三列目では、どんな場面・気持ちで使われやすいかを説明します。気持ちは創作上の例で、その動きだけで決まるものではありません。正式な型の手順ではありません。

動き読み使われやすい場面
鯉口を切るこいぐちをきる刀を少し抜き、鞘とのかみ合わせを緩める動きです。言葉を止めて鯉口を切ると書くと、警戒の高まりが出ます。
柄に手をかけるつかにてをかける刀を抜く前に、柄へ手を置く動きです。問いかけながら柄に手をかけると書くと、会話の中に緊張が生まれます。
柄から手を離すつかからてをはなす柄に置いていた手を離す動きです。返事を聞いて手を離すと書くと、警戒が少し緩んだ様子を表せます。
鞘を払うさやをはらう刀を鞘から抜き放つ様子を表す言い回しです。沈黙の後に鞘を払うと書くと、場面が動き出す勢いが出ます。
刃を返すはをかえす刀の刃の向きを変える動きです。刃を返したときの光を書くと、姿勢の変化を視覚的に伝えられます。
刀を引くかたなをひく前へ出していた刀を手元へ戻す動きです。相手の言葉で刀を引くと書くと、ためらいや譲歩を描けます。
切先を下げるきっさきをさげる刀の先端を低い位置へ移す動きです。黙って切先を下げると書くと、言葉にしない気持ちの変化を表せます。
刀を構え直すかたなをかまえなおすいったん取った刀の構えを改める動きです。息を整えて構え直すと書くと、気持ちを立て直す場面になります。
刀を下ろすかたなをおろす持ち上げていた刀を低い位置へ移す動きです。ゆっくり刀を下ろすと書くと、決断までの間を描けます。
鍔に指を添えるつばにゆびをそえる刀の鍔へ指を軽く置く仕草です。考えながら鍔に指を添えると書くと、手元の小さな癖を描けます。
鞘を押さえるさやをおさえる動かないように鞘へ手を添える仕草です。人混みで鞘を押さえると書くと、周囲への気配りを表せます。
鞘ごと刀を抱えるさやごとかたなをかかえる抜かずに、鞘に入れた刀を腕の中に抱く動きです。鞘ごと抱えて待つと書くと、刀を大切にする様子が出ます。
刀を帯から外すかたなをおびからはずす帯に差していた刀を取り外す動きです。座る前に刀を帯から外すと書くと、場所に合わせた動作を描けます。
刀を傍らに置くかたなをかたわらにおく持っていた刀を自分のそばへ置く動きです。話し始める前に置くと書くと、座る場面への切り替わりが出ます。
刀を差し出すかたなをさしだす刀を相手のほうへ出す動きです。鞘に収めた刀を差し出すと書くと、託す気持ちや受け渡しの場面を描けます。
下緒を結び直すさげおをむすびなおす鞘に付いたひもの結び方を整える動きです。待ちながら下緒を結び直すと書くと、落ち着かない手元を描けます。
鞘が衣に触れるさやがころもにふれる身につけた鞘が衣服に当たる様子です。歩くたびに鞘が衣に触れると書くと、刀のある装いに動きが出ます。
刃文に光が走るはもんにひかりがはしる刀の角度などが変わり、刃文が明るく見える様子です。一瞬だけ光が走ると書くと、静かな場面の視線を導けます。

このページで扱わないもの

実在の名刀や刀工の個別の名前、版権作品に登場する刀、実在の人物名を借りた設定は扱いません。刀の作り方の手順、現代の法律上の所持・登録の手続き、人を傷つける方法の具体的な指南も載せていません。

技の名前は、創作で姿や動きの方向を伝えるための語として扱っています。身体のどこを狙うか、どの順番で動けば有効かという説明には踏み込みません。

言葉の選び方と、このページの限界

伝統的な名前・専門用語・意味に幅がある語は、独立した二つ以上の資料で確かめ、説明を書き下ろしています。分類は場面から探すためのものです。合口は外装の呼び名でもあり、刀工と刀鍛冶は同じ仕事を指します。語数は同義語や動きも含む表の行数です。

刃長の区分はおおよその目安です。大太刀の寸法や新々刀の時期、構えや所作の呼び名には資料・流派による違いがあります。古い刀を後の時代に使うこともあるため、製作時期と物語の時代は分けて考えます。

当サイトは刀剣や武道の専門機関ではありません。特定の時代・流派を再現するときは、その時代や流派の資料で確かめてください。動きから気持ちが一つに決まるわけではなく、描写の印象は前後の会話によって変わります。

調査・執筆・監修植田 大貴株式会社アルバト 代表取締役/Webマーケティング
最終更新 2026-11-07判定基準 v1(6軸・12点)