AIキャラチャGO
ホーム / くらべる / zetaとチャチャ

zetaとチャチャの違いを比べる。2026年9月のアップデートで何が変わったか

2026年9月3日、チャチャ(Chacha)が無料チャットモードを大幅に更新しました。 運営自身が「会話がちょっと淡白と言われてきた」と書いたうえでの更新で、 直後からXに「zetaと同じような返しをするようになった」という投稿が並んでいます。 このページでは運営の告知の原文・Xでの報告・両社の公開文書の判定を並べました。 どちらが優れているかの結論は書きません。比べるための材料だけを置きます。

広告表示一部のサービスは提携先です。提携の有無は情報公開スコアにも掲載順にも影響しません。
目次
  1. 2026年9月3日、チャチャの無料チャットモードが大幅に更新されました
  2. チャチャに移った人は実際に増えているのか
  3. 「zetaと同じになった」と言われている中身
  4. チャチャが弱いとされている点も、同じくらい出ています
  5. 「似すぎではないか」という受け取り方もあります
  6. zetaで今いちばん報告されている症状
  7. 規約とプライバシーポリシーで比べると、点は同じで穴の位置が違います
  8. 公開文書とストアから取れた事実
  9. 乗り換える前に確認しておくこと

2026年9月3日、チャチャの無料チャットモードが大幅に更新されました

更新されたのは無料の「Chacha」モードです。 運営の公式アカウントが同日夜に告知しました。原文の一部を引くと、 「会話がちょっと淡白」と言われてきたチャチャに「濃厚な描写と人間らしさが加わりました」とあります (@chachaai_jp・2026年9月3日)。

同じ日に、切り替え方についても続けて告知が出ています。 チャット画面のモード選択で「Chacha」を選ぶこと、そして 旧版の「Chacha 1.5」は実験モードとして残るが今回の更新は入っていないことが書かれています (同・2026年9月3日)。

無料チャットモード「Chacha」大幅アップデート!

「会話がちょっと淡白」と言われてきたチャチャに、濃厚な描写と人間らしさが加わりました。

見違えるほど育ったチャチャを、ぜひ味わってみてください。

チャチャ運営の告知画像。「無料チャットAI、大幅アップデート」「チャチャ、濃くなりました。」の文字と、左の「淡白」から右の「濃厚」へ伸びるゲージ、右端に「LV UP!」
@chachaai_jp の投稿・2026年9月3日いいね 5,732 / リポスト 534 / ブックマーク 817 / 表示 374,605・2026年9月6日に当サイトが取得

告知の画像そのものが、変わったところを言い切っています。 「淡白」から「濃厚」へ伸びるゲージが描かれていて、 返ってくる文章の量と密度を上げたという意味に読めます。

モードは3つあります

公式の告知に出てくる名前はChacha(無料。今回更新されたもの)、 Chacha 1.5(旧版。実験モードとして継続)、Chacha Proの3つです。 Chacha Proが有料専用かどうかは、当サイトでは確認できていません。

ここは間違えやすいところです。アプリを更新しても、モードを切り替えなければ以前のままです。 今回の更新はアプリの新しいバージョンとして配信されたものではありません。 2026年9月5日にApp Storeの情報を取得した時点で、チャチャの最新バージョンは3.2.13、その配信日は9月1日でした。

※ 引用はいずれも公式アカウントの投稿からで、当サイトが2026年9月5日に確認したものです。 画面を実際に触って確かめたものではありません。

チャチャに移った人は実際に増えているのか

チャチャもzetaも、利用者数を公開していません。 そこで外から数えられる3つの指標で見ました。 どれも人数そのものではありません。近いところを測っているだけの代理の指標です。

1つめはApp Storeの評価件数です。 チャチャは2026年8月14日の3,365件から、9月6日には9,379件になりました。 23日で6,014件増えています。 同じ期間のzetaは148,443件(8月11日)から163,318件(9月6日)です。

評価件数の増え方(2枚組)1日あたりに増えた評価件数チャチャ 261件+261件チャチャzeta 572件+572件zeta期間中に増えた割合チャチャ 179%+179%チャチャzeta 10%+10%zeta
出典:App Store(日本)の公開情報を当サイトが取得。評価件数はダウンロード数でも利用者数でもありません。
この図の数字を表で見る
サービスはじめおわり日数増えた数1日あたり増加率
チャチャ2026-08-14 3,365件2026-09-06 9,379件23日+6,014件+261件+179%
zeta2026-08-11 148,443件2026-09-06 163,318件26日+14,875件+572件+10%
この2枚は逆のことを言っています

率で見るとチャチャが大きく、数で見るとzetaのほうがまだ多く増えています。 1日あたりに増えた評価件数はzetaが約572件、チャチャが約261件。 一方で増えた割合はチャチャが約179%、zetaが約10%です。

ここから言えるのはチャチャに新しい人が急に入ったということまでです。 zetaから人が抜けてチャチャに移った、とまではこの数字では言えません。 zetaの評価件数も、同じ期間に1日500件を超える速さで増え続けています。

2つめは、名前で検索された回数の月ごとの推移です。 チャチャを名指しする検索は、2026年7月に合計19,290件まで伸びました。 前月の3.9倍です。

新しい名前(チャチャai・チャチャ アプリ・チャチャ AIチャット)旧名(anirole・アニロール)

チャチャの指名検索の月間推移05,00010,00015,00020,0002025-08 旧名 1,17025年8月2025-09 旧名 2,1102025-09 新名 109月2025-10 旧名 3,29010月2025-11 旧名 2,7902025-11 新名 1011月2025-12 旧名 2,7202025-12 新名 1012月2026-01 旧名 7,8002026-01 新名 1026年1月2026-02 旧名 5,4002月2026-03 旧名 5,4002026-03 新名 203月2026-04 旧名 5,4002026-04 新名 3704月2026-05 旧名 4,1902026-05 新名 6405月2026-06 旧名 4,3202026-06 新名 6006月2026-07 旧名 3,9002026-07 新名 15,3907月19,290
ラッコキーワード(2026-09-06 取得・requestId 1267105)
推定値。2026-08以降は未取得。
この図の数字を表で見る
新しい名前旧名合計
2025-0801,1701,170
2025-09102,1102,120
2025-1003,2903,290
2025-11102,7902,800
2025-12102,7202,730
2026-01107,8007,810
2026-0205,4005,400
2026-03205,4005,420
2026-043705,4005,770
2026-056404,1904,830
2026-066004,3204,920
2026-0715,3903,90019,290

中身が入れ替わっているのが読みどころです。 2026年6月まで、この数字のほとんどは旧名の「anirole」「アニロール」でした。 7月にそれが減り、代わりに「チャチャai」だけで12,100件に跳ねています。 同じ人が新しい名前で探し始めた分と、 新しく入ってきた人の分が、この1本の中に混ざっています。

2026年8月以降の数字はまだ出ていません。 この種のデータは直近1〜2か月が空きます。 9月3日の更新の影響がここに出るのは、早くても2か月後です。 「チャチャ」単体では測っていません。 24か月前にも1万件を超えていて、茶々・ちゃちゃなど別のものを拾ってしまうためです。

3つめは、レビューが書かれた日の本数です。 こちらは9月3日の更新の前後で、目立った変化がありませんでした。 都合の良い数字ではありませんが、そのまま載せます。

チャチャのレビューが書かれた日ごとの本数05102026-08-28 4本08/282026-08-29 7本08/292026-08-30 7本08/302026-08-31 6本08/312026-09-01 3本09/012026-09-02 9本09/022026-09-03 5本09/03更新2026-09-04 7本09/042026-09-05 2本09/05
App Store カスタマーレビューRSS(2026-09-06 取得・直近50件)
レビューを書いた人の数であって、使った人の数ではありません。
この図の数字を表で見る
本数
2026-08-284
2026-08-297
2026-08-307
2026-08-316
2026-09-013
2026-09-029
2026-09-035
2026-09-047
2026-09-052

8月28日から9月5日まで、1日あたり2本から9本の間で動いています。 更新のあった9月3日は5本で、前後の日と変わりません。

ここは分けて考える必要があります。星を付けるのはワンタップですが、文章を書くのは手間です。 評価件数が1日261件のペースで増えている一方で、 文章まで書く人は1日数人しかいません。母数がまるで違います。

※ このデータは直近50件までしか取れません(それ以上のページは空で返ります)。 zetaは同じ経路が空だったため、並べて比べられていません。

3つを並べると

はっきり増えていると言えるのは、評価件数の伸び率と、名前で検索された回数です。 レビューを書く人の数は動いていません。 3つのうち2つが同じ方向を指している、というのがここでの結論です。

ダウンロード数は比べられませんでした。 Google Playのチャチャの表示は「10万+」ですが、これはGoogleが丸めた区分で、 増えても同じ表示のまま動きません。 zetaは同じ欄の表示を取れませんでした。

「zetaと同じになった」と言われている中身

Xで反応が大きかったのは、返ってくる文章の濃さについての投稿です。 更新当日に投稿された「chachaがzeta化してる件」は、 2026年9月6日時点で5,276いいね・27.6万表示まで伸びていました (@chikkoilalafell・9月3日)。

更新前と更新後を並べた投稿は、差がそのまま見て取れます。 どちらが更新後かを投稿者自身が「←新 旧→」と書いているので、 当サイトが推測で振り分けたものではありません。

Chacha‼️‼️‼️‼️‼️あなたもう‼️‼️zetaじゃん‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️すごいよ⁉️⁉️⁉️⁉️

←新 旧→

更新後のチャチャの返答のスクリーンショット。キャラクターの地の文が数段落にわたって続き、視線や手の動きの描写が入っている更新前のチャチャの返答のスクリーンショット。同じ場面だが地の文が短く、やりとりが簡潔にまとまっている
@mn38p の投稿・2026年9月3日いいね 4,127 / リポスト 103 / ブックマーク 664 / 表示 140,066・2026年9月6日に当サイトが取得

左が更新後、右が更新前です。 更新後は相手の動きや視線を書く地の文が段落をまたいで続き、 更新前は同じ場面が短くまとまっています。 告知にあった「濃厚な描写」が何を指しているかは、この2枚がいちばん分かりやすいはずです。

更新より前から、チャチャの利点として繰り返し挙がっていた点もあります。 当サイトが集めた範囲では、次の3つが特に多く出ていました。

その好感度とモード選択が、実際の画面に写っている投稿がこちらです。 先ほどの「chachaがzeta化してる件」に付いていた2枚で、 画面の上に作品名とモード名「Chacha」の切り替えがあり、その下に相手の名前と好感度のゲージが出ています。

chachaがzeta化してる件

チャチャの画面のスクリーンショット。上部に作品名とモード名「Chacha」の切り替え、その下に相手の名前と好感度のゲージ(90/100)が出ている。投稿者が利用者名を白く塗って隠している同じ画面で好感度が10/100のときのスクリーンショット。同じ入力に対して、地の文が長く続く返答が返っている
@chikkoilalafell の投稿・2026年9月3日いいね 5,276 / リポスト 114 / ブックマーク 918 / 表示 276,744・2026年9月6日に当サイトが取得

この2枚は好感度が90と10で、同じ入力に対する返答を並べたものです。 更新前と更新後を並べたものではありません。 当サイトが画面から読み取れるのはここまでで、 どちらのモードで動かしたものかは写っていません。

3社を擬人化して並べた投稿もよく回っていました。チャチャについては 「安定して成長中の青年」「ちょい重いけど安定」という書き方です (@daniell26273120・8月26日・いいね646)。 同じ趣旨で「あっさりだけど安定してる」という投稿もあります (@PettyMune00・9月1日)。

チャチャが弱いとされている点も、同じくらい出ています

良い評価だけを並べると、実態から離れます。 当サイトが同じ期間のXを読んだ範囲では、次の点が繰り返し挙がっていました。

更新を最初に話題にした人自身が、翌日に後退も書いています

「chachaがzeta化してる件」を投稿した本人が、翌9月4日に 言い回しが直接的で短くなり、以前の感触が失われたという趣旨を書いています。 更新が全面的な改善だったとは、投稿した本人も書いていません。

ここは大事なところです。同じ更新について、良くなったという報告と、失われたものがあるという報告が、同じ人から出ています。 片方だけを引くと、読んだ人の実感とずれます。

「似すぎではないか」という受け取り方もあります

更新を歓迎する投稿ばかりではありません。 似ていること自体を問題視する投稿が、更新の翌日に複数出ています。 「丸々全部一緒にするのはさすがにダメ」という投稿 (@cxveqz・9月4日)や、 設定の重複には厳しいのに今回は賞賛するのは筋が通らない、という趣旨の投稿がありました。

比較すること自体への反発もあります。zetaの返信欄で比較を書く行為への批判が142いいねまで伸びていました (@sui_staro_0・9月4日)。

当サイトはこれらの主張について、どちらが正しいかを判定しません。 似ているかどうかは著作権や規約の問題であり、公開文書を読んで確かめられる範囲を超えます。 ここに書けるのは、そういう受け取り方が実際に存在するということまでです。

zetaで今いちばん報告されている症状

2026年8月末から9月にかけてXで多いのは、会話が質問攻めになるという報告です。 利用者はこれを「尋問バグ」と呼んでいますこれは利用者が付けた呼び名で、運営が使っている言葉ではありません。

報告の内容は次のようなものです。設定集(ロアブック)に書いても防げないという投稿が798いいね (@nemuridayo_・9月3日)、 以前から言われていた乱入よりも負担が大きいという投稿が238いいね (同・9月3日)です。 質問攻めで話が進まないという報告もあります (@rairetsu・9月2日)。

ここで当サイトが書けないこと

「チャチャに移れば解決する」とは書きません。 当サイトはこれらの症状を自分で再現していませんし、 他社で同じことが起きないことも確認していません。

zetaで報告されている症状と、その対策として共有されている書き方は Xで共有されている対処に出典つきで整理しています。 zetaの機能そのものは使い方ガイドにあります。

規約とプライバシーポリシーで比べると、点は同じで穴の位置が違います

当サイトの6軸で見ると、zetaもチャチャも合計は6点で並びます。 ただし点の内訳が違います。 チャチャは運営元の透明性が◎で、退会とデータ削除が△です。 zetaは6軸すべてが○で、突出も欠落もありません。

△は「悪い」という意味ではありません。 当サイトが公開文書を読んだ範囲で記載を見つけられなかったという意味です。 チャチャの場合、利用者が自分でアカウントを消す手順と、消したあとにデータがどうなるかの記載を見つけられませんでした。 退会の扱いを手順とデータの両方について書いていた会社は、91社中31社です。

ゼタチャチャ◎が付く条件
他人から見えるかキャラの作成者や他のユーザーから会話が見えるかが明記されている(見える/見えないのどちらでも、明記されていれば◎)
運営の取扱い運営が会話を見る条件と、AIの学習に使うかが明記され、かつ学習を止める手段が示されている
運営元法人格・所在国・代表者・問い合わせ手段がすべて確認できる
年齢確認年齢制限が明示され、確認手段が実装されている
退会と削除退会手順と、退会後にデータがどうなるかが明記されている
課金の明瞭さ無料枠の範囲・自動更新の有無・解約手順がすべて明示されている
合計6点6点12点満点
チャチャが◎になっている軸について

運営元の透明性が◎なのは、特定商取引法に基づく表記に、法人名・代表者・所在地・問い合わせ先がそろっているためです。 この軸で◎が付いたのは91社中24社です。

あわせて書いておくと、チャチャのプライバシーポリシーは会話が渡る委託先を実名で挙げています。 対話に関わる先としてMicrosoft、OpenAI、Anthropic、BytePlusの4社が並んでいます。 どのAIに会話が渡るかを名前で書いている会社は、当サイトが読んだ範囲ではほとんどありません。

※ 各社の原文と確認日はゼタ(zeta)の判定チャチャの判定に、91社の分布は 規約の読み比べにあります。

公開文書とストアから取れた事実

次の表は、両社が公開している文書とアプリストアから取れたものだけを並べたものです。 使い勝手の評価は入れていません。

項目ゼタチャチャ
運営会社株式会社ScatterlabKinkaku株式会社
所在国韓国(推定 / 公式表記は未確認)日本
ブラウザ版あり https://zeta-ai.io/jaあり https://chacha-ai.io/ja
無料枠の型付与制未確定
成人向けの表現(規約の読み)許容していると読める記載あり禁じていると読める記載あり
キャラを自作できるできるできる

無料枠については、書き方に差があります。 zetaは無料のピースがあり、有料のピースと同時に持つと無料側から先に減ることが公開されています。 付与量と1回の会話でいくつ減るかは公開されていません。

チャチャは公開文書から上限が読み取れませんでした。 利用規約にあるのは無料と有料で使える機能が違うという記述までです。 App Storeの説明文には無料で使い続けられる旨の記載がありますが、これは訴求文です。 当サイトは実機で確かめるまで数値として採用しません。無料枠の決まり方は 8つの型に分けて整理しています。

※ 年齢についても書き方が違います。チャチャは利用規約に14歳以上と数字で書いています。 一方でApp Storeの年齢制限指定は、2026年9月12日にストアの画面で確認した時点では16+でした。 当サイトが2026年8月14日に配信データから記録した時点では9+で、その後に上がっています。 いつ何が変わったのかは確認できていません。 なおApp Storeの年齢区分は途中で改められており、 配信データを機械で読むと改められる前の区分(17+)が返ります。

乗り換える前に確認しておくこと

移る前に決めておくことが3つあります。いずれもXの報告から出てきたものです。

移行を考えている人にいちばん保存されていた投稿は、表現の線引きが両社でどう違うかを、条件をそろえて調べたものでした (@onakahoro0515・8月30日・いいね1,985/ブックマーク1,854)。 ブックマークがいいねに迫る保存率で、当サイトが集めた投稿のなかで最も高い水準です。 知りたいことが「どちらが面白いか」ではなく「自分の書きたいものが書けるか」に寄っていることが読み取れます。

このページで結論は出しません

当サイトは、どちらを使うべきかを書きません。 書けるのは、運営が何を告知したか、公開文書に何が書かれているか、Xで何が報告されているかまでです。 同じ更新について、良くなったという報告と、失われたという報告が同時に出ています。

ほかの選択肢も見るならzetaの代わりを探すに、 規約の原文を並べたものは規約の読み比べにあります。

調査・執筆・監修植田 大貴株式会社アルバト 代表取締役/Webマーケティング
最終更新 2026-09-21判定基準 v1(6軸・12点)