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zetaのプロットとロアブックに書く言葉を、14ジャンル分まとめました

キャラクターを作るとき、性格は書けても世界観の言葉が出てこない、という詰まりかたがあります。このページは、プロット・ロアブック・状況例に書き込む言葉を14ジャンル・560語ぶん、読みつきで並べたものです。あわせて、その言葉で作ったプロットが利用規約のどこに関わるのかを原文で示します。制限をすり抜ける書き方は扱いません。

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目次
  1. 先に結論。世界観の言葉は、プロット本文よりロアブックに置いたほうが崩れにくい
  2. 4つの入力欄のどこに何を書くか
  3. 病院・医療の言葉
  4. 軍事の言葉
  5. 裏社会の言葉
  6. ホスト・夜職の言葉
  7. カジノの言葉
  8. 王侯貴族の言葉
  9. 執事・使用人の言葉
  10. 学園・部活の言葉
  11. 異世界・魔法の言葉
  12. 警察・捜査の言葉
  13. 海賊・航海の言葉
  14. 不良・抗争の言葉
  15. 和風・時代物の言葉
  16. 中華・後宮の言葉
  17. この言葉で作ったプロットは、利用規約のどこに関わるのか
  18. 公開したプロットは、退会しても残ることがある
  19. 他社では、この入力欄は何と呼ばれているか
  20. このページで確認したことと、確認していないこと

先に結論。世界観の言葉は、プロット本文よりロアブックに置いたほうが崩れにくい

世界観の言葉は、プロット本文に書き足すよりも、ロアブックに分けて置くほうが会話が崩れにくくなります。 ロアブックは会話の中に決めたキーワードが出たときだけ、その項目がAIに渡される仕組みだからです。 プロット本文にすべて書くと、関係のない場面でも同じ設定を読み続けることになります。

ここは公式の表記をそのまま写した部分です

ロアブックの上限は1項目500字・最大50項目、1つのプロットに最大5つまで連動できる、と案内されています(2026年3月16日の告知で3つから5つに増えました)。 トークプロフィールは最大5つで、文字数制限には含まれません。

これらは公式の表記の再掲であって、当サイトが試して数えた数字ではありません。 仕様は変わることがあります。実際の画面の表示を優先してください。

4つの入力欄のどこに何を書くか

zetaでキャラクターを作るとき、書き込む先は大きく4つに分かれます。 プロット、ロアブック、状況例、トークプロフィールです。 同じ言葉でも、置く場所によって効きかたが変わります。

入力欄何を書くところかこの記事の言葉の使いどころ
プロット名前・性別・口調・外見・人物像・こちらとの関係その人物の立場を表す語を1つか2つだけ。役職名など
ロアブックキーワードが出たときだけ渡される追加の設定役職の一覧、組織の決まりごと、場所の名前。まとめて置く
状況例口調を固定したり、場面や分岐を仕込むための会話例その場でしか使わない言い回し
トークプロフィールこちら側の設定。イラストも付けられる自分の立場を表す語。相手の設定とは分けて置く

以下のジャンルは、上のロアブックに置くことを想定して並べています。 読みを付けたのは、漢字は読めても読みが分からないという声が実際にあったためです。

病院・医療の言葉

医療ものは、場所の名前と、そこで交わされる言葉が分かれています。場所から先に決めると、会話の置き場所が決まります。

言葉読みどういう意味か
外来がいらい入院せずに診察だけを受けに来ること。またその患者を指します。
病棟びょうとう入院した人が過ごすフロアや区画。
病室びょうしつ入院中の人が寝起きする部屋。
ナースステーション看護師が記録や打ち合わせをする、病棟の中心にあたる場所。
処置室しょちしつ注射や傷の手当てを行う部屋。
診察室しんさつしつ医師が患者と向き合う部屋。
救急外来きゅうきゅうがいらい急な病気やけがを受け入れる窓口。ERとも書きます。
ICUアイシーユー集中治療室。重い状態の人を、常に見ていられる体制で診る場所。
HCUエイチシーユーICUと一般病棟の中間にあたる病床。
オペ室オペしつ手術室のこと。
問診もんしん医師が、これまでの病気や現在の症状などを患者に尋ねること。
主訴しゅそ患者が診察の際に伝える症状のうち、中心となる訴え。
既往歴きおうれきその人が、これまでにどんな病気にかかったかという経歴。
所見しょけん診察などで見つかった事柄や、それを踏まえた医師の判断。
聴診ちょうしん聴診器などで体内の音を聞き、体の状態を調べる診察。
触診しょくしん医師が手や指で体に触れ、病気や異常の状態を確かめる診察。
バイタル体温・血圧・脈拍・呼吸など、生きている状態を示す数値。
SpO2エスピーオーツー血液にどれだけ酸素が行き渡っているかを示す数値。
カルテ診察や処置の記録。
アセスメント集めた情報から、いまの状態がどうなのかを判断すること。
主治医しゅじい患者の診療を、中心となって受け持つ医師。
当直とうちょく順番で日直や宿直の勤務に当たること。また、その担当者。
看護師長かんごしちょう病棟などの看護師をまとめ、看護業務の管理を担う責任者。
医局いきょく病院で医務を扱う部局。また、医師たちが詰める部屋。
診療科しんりょうか内科や外科など、専門に診る分野で分けた病院・診療所の区分。
回診かいしん医師が病室を回り、状態を確かめること。
申し送りもうしおくり交代する勤務者へ、患者の状態を引き継ぐこと。
カンファレンス医師や看護師が集まって方針を話し合う場。
往診おうしん患者や家族からの求めを受け、医師が患者の家へ行って診察すること。
紹介状しょうかいじょう別の医師に患者を紹介するため、症状や治療の経過などを記した書類。
ルート確保ルートかくほ点滴や薬を入れるため、血管に管を通しておくこと。
経過観察けいかかんさつすぐに手を加えず、変化を見守ること。
絶食ぜっしょく食事を止めること。飲み物も止めるときは禁飲食といいます。
離床りしょうベッドから起きて動き出すこと。
転棟てんとう同じ病院の中で、別の病棟へ移ること。別の病院へ移るのは転院。
臥床がしょう病気などのために床につき、横になっていること。
安静あんせい療養のために体を休め、静かに過ごすこと。
清拭せいしき入浴が難しい人などの体を、タオルなどで拭いて清潔にすること。
寛解かんかい治療で症状が軽くなったり消えたりした状態。必ずしも完治を意味しません。
予後よご病気や手術のあと、状態がどう変わるかについての医学的な見通し。

軍事の言葉

軍事ものでいちばん崩れやすいのは、階級と命令の筋道です。誰が誰に命じられるのかを先に決めておくと、会話が矛盾しにくくなります。

言葉読みどういう意味か
将官しょうかん大将・中将・少将。軍全体から師団規模までを預かる位。
佐官さかん大佐・中佐・少佐。連隊から大隊規模を預かる位。
尉官いかん大尉・中尉・少尉。中隊から小隊を率いる、現場に近い士官。
下士官かしかん曹長・軍曹・伍長。班や分隊をまとめ、兵を直接動かします。
参謀さんぼう自ら前に出るより、作戦や情報を組み立てて指揮官に示す立場。
副官ふくかん指揮官のそばで実務を回す役。
将校しょうこう兵を指揮する立場の軍人。一般に少尉以上の武官を指します。
軍医ぐんい軍隊に所属し、病気やけがの診療などを担う医師。
伝令でんれい命令を相手へ届けること。また、それを担当する人。
衛兵えいへい軍の施設などの警備や監視を受け持つ兵士。
作戦さくせん軍事行動全体の計画。
任務にんむ与えられた具体的な仕事。ミッションともいいます。
命令系統めいれいけいとう誰が誰に命令を出すかの筋道。
部隊ぶたいひとまとまりで動く軍人の集団。
司令部しれいぶ部隊に指示を出す中枢。
HQ・CO・ROE順に、司令部・指揮官・交戦規定。英語の頭文字です。
軍令ぐんれい軍の中で出される命令。ここでは歴史上の法令名ではなく一般的な意味。
軍紀ぐんき軍隊の秩序を保つため、所属する者に求められる規律。
軍法会議ぐんぽうかいぎ軍人や軍属などの刑事事件を扱う特別な裁判所。
敬礼けいれい挙手や礼など、決まった動作で敬意を表すこと。
前線ぜんせん戦闘が起きている地帯。それを支える後ろ側が後方。
展開てんかい部隊を決めた場所に配置すること。
投入とうにゅう部隊や装備を作戦に参加させること。
増援ぞうえん足りないところへ追加で送る部隊。
撤退てったい戦っている場所から下がること。
膠着こうちゃくどちらも決定的に動けなくなった状態。
防衛線ぼうえいせんここから先は通さないと決めた線。
包囲ほうい相手を周りから取り囲むこと。
休戦きゅうせん戦っている双方が合意し、戦闘を一時休むこと。
停戦ていせん交渉などの目的で、双方の合意により戦闘を一時止めること。
駐屯地ちゅうとんち部隊が普段いる場所。
兵舎へいしゃ兵営の中で、兵士が寝起きして暮らす建物。
野営やえい野外に泊まること。また、そのために設けた宿営の場所。
点呼てんこ名前を順に呼び、集まるべき人がそろっているか確かめること。
歩哨ほしょう軍隊で見張りに当たる任務。また、その任務に就く兵士。
営倉えいそう軍律に違反した軍人などを閉じ込める、兵営内の施設。また、その罰。
糧食りょうしょく生活を支える食べ物。軍隊などで食料を指して使う言葉。
兵站へいたん人員や物資の補給、輸送、整備などを通して、部隊を後方から支える働き。
補給ほきゅう使ったり失ったりして足りなくなった物を、補って届けること。
除隊じょたい兵役を解かれ、軍隊を離れること。

階級を上から順に並べると

第二次世界大戦のころの旧日本陸軍は、上から次の順です。並びは国立国会図書館レファレンス協同データベースの事例で確かめました。

区分上から順に
将官大将 → 中将 → 少将
佐官大佐 → 中佐 → 少佐
尉官大尉 → 中尉 → 少尉
准士官准尉
下士官曹長 → 軍曹 → 伍長
兵兵長 → 上等兵 → 一等兵 → 二等兵

いまの自衛隊は16階級です。上から、将 → 将補 → 1佐 → 2佐 → 3佐 → 1尉 → 2尉 → 3尉 → 准尉 → 曹長 → 1曹 → 2曹 → 3曹 → 士長 → 1士 → 2士(防衛省・自衛隊「自衛官の階級」)。陸・海・空で「1等陸佐」「1等海佐」「1等空佐」のように呼び分けます。

連隊長や小隊長は階級ではなく、役職の名前です。辞典には、旧日本陸軍の連隊長は大佐・中佐(デジタル大辞泉)、小隊長は中尉・少尉(精選版 日本国語大辞典)とあります。司令官と参謀長は、辞典の説明に階級の指定がありません。時代や国で変わるので、自分のプロットの中で一つに決めて書いておくと矛盾しにくくなります。

裏社会の言葉

この分野の言葉は、力の話ではなく義理と面目の話でできています。誰の顔が立つのか、誰が責任を取るのかが分かると、会話が成り立ちます。

言葉読みどういう意味か
筋すじ通すべき道理。筋を通す、で礼を欠かないことを指します。
仁義じんぎ義理と礼儀。欠くと関係が切れる、という重みで使われます。
ケジメ起きたことの責任を、目に見える形で取ること。
落とし前おとしまえもめごとの後始末。
顔を立てるかおをたてる相手の面目が潰れないようにすること。
ケツを持つ後ろ盾になって責任を引き受けること。
義理ぎり付き合いや立場の上で、相手に果たすべき務め。
面子めんつ周囲に対して保とうとする、立場や名誉。
恩義おんぎ世話になった相手に、何かで報いたいと感じる恩。
不義理ふぎり世話になった相手などに、果たすべき礼や務めを欠くこと。
組長くみちょう組の長。実質の二番手が若頭、兄弟分をまとめるのが舎弟頭。
ボス海外の組織で長にあたる呼び方。ドンとも。二番手はアンダーボス。
コンシリエーレ海外の組織で、長の相談役にあたる立場。
カポ班を率いる立場。その下の正式な構成員がソルジャー。
盃を交わすさかずきをかわす親子や兄弟の関係を結ぶ儀式。
破門はもん組織から追い出すこと。縁を完全に切るのが絶縁。
腹心ふくしん秘密や本音まで打ち明けて相談できる、信頼の厚い相手。
右腕みぎうで仕事を任せるうえで、最も頼りにしている部下。
子飼いこがいまだ未熟なころから、自分の手で育ててきた部下や弟子。
古参こさん以前からその組織や仕事に加わっている人。
手打ちてうち争いをやめて和解すること。
シマ縄張り。勢力の及ぶ範囲。
根回しねまわし話し合いを進めやすくするため、関係者と前もって調整すること。
仲裁ちゅうさい争う双方の間に入り、関係が収まるよう取り持つこと。
示談じだん裁判によらず、当事者の話し合いで争いの解決を取り決めること。
密約みつやく周囲に公表せず、当事者の間で交わす約束。
確執かくしつ互いに譲らず、意見や立場の違いから生じる不和。
因縁いんねん以前から続く関わり。言いがかりという意味にも使います。
一目置くいちもくおく相手の優れたところを認め、敬意を示すこと。
腹を割るはらをわる隠していた本音を出し、率直に話すこと。
シノギ稼ぎ。収入の手段のこと。
堅気かたぎその世界の外側にいる、まっとうな人。
上納じょうのう上の立場へ納める金。
ガサ入れガサいれ家宅捜索のこと。
ムショ刑務所。その外側の世の中はシャバ。
赤落ちあかおち刑が確定して服役に入ること。
飛ぶとぶ姿をくらますこと。
隠れ家かくれが人に見られないよう、ひそんで過ごす家や場所。
素性すじょうその人の身元や、それまで生きてきた経歴。
足を洗うあしをあらう好ましくない暮らしや仲間との関係を断ち、そこから離れること。

役職の上下で、言い切れること・言い切れないこと

日本の組織について、すべての役職を一本に並べた公的な表は見つかりませんでした。資料から言えるのは、次の部分的な上下だけです。

創作で役職を並べるときは、「この組では若頭が二番手、その次が舎弟頭」のように、自分のプロットの中で順を一つ決めて書いておくと、会話の上下が崩れにくくなります。

海外の組織は、FBIの資料に並びがあります。イタリア系アメリカ人のマフィアについての説明で、上から、ボス → アンダーボス → カポ → ソルジャーです。コンシリエーレはボスに助言する相談役で、通常は三番手とされています。アソシエイトは正式な構成員ではなく、構成員の下で動く立場です(FBI「The Mafia Org Chart」)。

ホスト・夜職の言葉

この分野は、客と店のあいだのお金の流れが言葉になっています。誰が誰に払うのかが分かると、駆け引きの場面が書けます。

言葉読みどういう意味か
担当たんとう客が指名している相手。
姫ひめ女性の客を指す呼び方。丁寧に呼ぶときは姫様。
太客ふときゃく多く使う客。少ない客は細客。
エースその相手にいちばん貢献している客。
枝えだ担当のいる客が連れてきた、担当のいない客。
色恋営業いろこいえいぎょう恋愛感情があるように見せる接客のしかた。
飛ぶとぶ客が急に来なくなること。
本指名ほんしめい客が自分の担当となるホストを選ぶこと。
場内指名じょうないしめい店内で気に入った相手を、その日の接客相手として選ぶこと。
被りかぶり同じホストを指名する客が、同じ日に複数来店すること。
初回しょかい初めて来た客向けの、安い料金の枠。
同伴どうはん出勤前に外で会い、一緒に店へ入ること。
アフター閉店後に外で一緒に過ごすこと。
ヘルプ担当の横に付いて場を支える、別のキャスト。
送りおくり初回の帰り際などに、選んだホストに見送ってもらうこと。
付け回しつけまわしどの席にどのホストを付けるか決め、配置を調整する仕事。
卓たく飲み物などを置くテーブル。店では客の席もこう呼びます。
常連じょうれん同じ店に繰り返し通い、なじみになっている客。
貸切りかしきり店や部屋を、決めた時間だけ特定の人や団体専用にすること。
延長えんちょう決まっていた利用時間を延ばすこと。
ナンバー売上の上位に入っている者。
内勤ないきん店の案内や会計、配膳などを担う、運営側のスタッフ。
支配人しはいにん経営者に代わり、店の業務全体を取りまとめる人。
体入たいにゅう体験入店の略。正式に働く前に、試しに店の仕事をすること。
源氏名げんじな夜の接客業などで、本名とは別に仕事で名乗る名前。
襟元えりもと服の襟や、それが触れる首の周り。
待機たいきすぐ動けるよう準備し、自分の出番を待つこと。
社交辞令しゃこうじれい関係を円滑にするために口にする、形式的な挨拶やほめ言葉。
身嗜みみだしなみ相手に不快感を与えないよう、服装や振る舞いを整えること。
口上こうじょう人前で口にする、挨拶や説明の言葉。
売掛けうりかけその場で払わず、店やキャストが立て替えておく形。
バンス店から前借りすること。
締日しめび売上を締める日。ここに向けて数字が動きます。
シャンパンコール高い酒が入ったときの、店全体での盛り上げ。
ラスソンその日の一番が最後に歌う曲。ラストソングの略。
伝票でんぴょう注文や金額など、取引の内容を記録しておく用紙。
会計かいけい利用した分の代金を支払うこと。
歩合ぶあい売上や成果に応じて決まる報酬、またはその割合。
セット料金セットりょうきん店がひとまとまりに定めた基本料金。含まれる内容は店ごとに違います。
クローク客の上着や荷物を、一時的に預かる場所。

カジノの言葉

賭けの場面は、賭ける・進める・決まるの3つで言葉が分かれます。どの段階の言葉なのかが分かれば、場面がつながります。

言葉読みどういう意味か
ルーレット回転盤に入れた玉が、どの区画に収まるかを予想するゲーム。
バカラ手札の合計点の下一桁が、9に近い側を勝ちとするゲーム。
ポーカーカードの組み合わせによる役と、相手との駆け引きで競うゲーム。
ブラックジャック手札の合計を、21を超えずに21へ近づけて競うゲーム。
スロットマシン回転する図柄の組み合わせで、当たりや配当が決まる機械。
手札てふだカードゲームで、それぞれの参加者が手元に持つ札。
絵札えふだトランプのジャック・クイーン・キングの札。
山札やまふだカードゲームで、場に重ねて置いてある札の束。
賽子さいころ振って出た目を使う遊具。一般的なものは六面に1〜6の目がある。
シャッフル札を切り混ぜて、並び順を入れ替えること。
チップ現金の代わりに使う札。
ディーラー進行を担当する店側の人。
ハウス店側のこと。店が有利になる仕組みをハウスエッジといいます。
ペイアウト勝ったときに戻ってくる配当。
オッズ当たる見込みと、配当の倍率。
ジャックポット積み上がったところで出る、大きな当たり。
ハイローラー大きな額を動かす客。
バンクロール賭けに使うと決めてある資金。
元手もとで利益を得るために、最初に用意するお金などの資源。
胴元どうもと賭け事の場を取り仕切る主催者側の人。
ベット賭けること。
プッシュ引き分け。賭けた分がそのまま戻ります。
バスト決められた上限を超えて負けること。
ヒットカードをもう1枚もらうこと。もらわずに勝負するのがスタンド。
ダブルダウン賭け金を倍にして、カードを1枚だけ引くこと。
フォールド勝負を降りること。同額を出すのがコール、上乗せするのがレイズ。
オールイン手持ちをすべて賭けること。
ブラフ弱い手なのに、強そうに見せること。
駆け引きかけひき相手の出方を見ながら、自分に有利になるように対応を変えること。
切り札きりふだここぞという場面のために残しておく、特に有力な手段。
勝負師しょうぶし勝負を職とする人。また、危険を承知で大きな決断ができる人。
勝算しょうさん相手に勝てると考えられる見込み。
ポーカーフェース気持ちや考えが読み取れない、変化の少ない表情。
一攫千金いっかくせんきん一度の機会で、たやすく大金を手にすること。
一喜一憂いっきいちゆう状況が動くたびに、喜びと心配の間で気持ちが揺れること。
起死回生きしかいせいもう駄目だと思われる状況を、立て直すこと。
勝負所しょうぶどころ勝敗を左右する、見逃せない大切な局面。
土壇場どたんば追い詰められ、最後の判断を求められる場面。
瀬戸際せとぎわ成功と失敗など、結果が大きく分かれるぎりぎりの境目。
大穴おおあな勝負で予想外の結果が出ること。また、それによる大きな利益。

王侯貴族の言葉

似た字が並ぶので取り違えやすいところです。ここでは、読み手からよく出る4つの取り違えに先に答えておきます。

言葉読みどういう意味か
国王こくおう国を治める君主。女性の君主が女王です。
王女おうじょ王の娘。女王は君主本人なので、立場がまったく違います。
王妃おうひ王の妻。
王太子おうたいし次に王位を継ぐと決まった子。その配偶者が王太子妃。
皇帝こうてい複数の国や民族をまとめる立場として、王より上に置かれる称号。
皇后こうごう皇帝の正妻。皇帝の娘は皇女と呼びます。
王族おうぞく王を頂く家の一族。皇帝を頂く家の一族が皇族です。
摂政せっしょう君主が幼いときなどに、代わって政をとる者。
宰相さいしょう政治の実務をまとめる、臣下の最高位。
近衛騎士このえきし王族の身辺を守る、選ばれた騎士。
公爵こうしゃく貴族の位のいちばん上。以下、侯爵・伯爵・子爵・男爵と続きます。
侯爵こうしゃく五等爵で上から二番目の位。公爵とは字も位も異なります。
伯爵はくしゃく五等爵で上から三番目の位。侯爵に次ぎ、子爵より上です。
子爵ししゃく五等爵で上から四番目の位。伯爵に次ぎ、男爵より上です。
男爵だんしゃく五等爵で上から五番目の位。
叙爵じょしゃく爵位を授けられること。
襲爵しゅうしゃく家の前の代が持っていた爵位を、自分が継ぐこと。
領地りょうち貴族が治める土地。そこに住む人々が領民。
家臣かしん主君に仕える者。君主に仕える者全体をまとめて臣下といいます。
紋章もんしょう家や国などが、自分たちのしるしとして使う図柄。
側室そくしつ正式な配偶者とは別に、家として公に認められた配偶者。私的な関係とは扱いが異なります。
嫡男ちゃくなん正妻から生まれた跡取り。側室などから生まれた子が庶子。
嫡流ちゃくりゅう代々の跡取りへと受け継がれる、本家の家筋。
家督かとく家を継ぐ際に受け渡される、財産や事業などのまとまり。
廃嫡はいちゃく家を継ぐ予定の者から、跡取りの資格を取り上げること。
令嬢れいじょう身分ある家の娘、または相手の娘を敬って呼ぶ言葉。
令息れいそく相手の息子を、敬意を込めて呼ぶ言葉。
縁談えんだん候補となる相手を挙げて進める、結婚や婿養子の相談。
政略結婚せいりゃくけっこん家や国の都合で決まる結婚。
婚約者こんやくしゃ結婚の約束を交わした相手。
謁見えっけん君主など、身分の高い相手のもとへ出向いて会うこと。
叙勲じょくん国などへの功績を認め、勲章などの栄誉を授けること。
舞踏会ぶとうかい人々が集まり、踊りを通して交流する会。
夜会やかい夜に開かれる、交流を目的とした集まりや宴。
晩餐ばんさんごちそうを用意した夕食。招いた客をもてなす食事にもいいます。
礼装れいそう儀式などの場に合わせて、正式な服装をすること。その装い。
拝礼はいれい頭を下げ、相手への敬意を表すこと。
貴賓きひん高い身分を持つ、招かれた客。
離宮りきゅう君主の普段の宮殿とは別に設けられた宮殿。
園遊会えんゆうかい庭園に客を招き、飲食や余興でもてなす集まり。

執事・使用人の言葉

屋敷ものは、主人と使用人のあいだの言葉づかいがそのまま関係の距離になります。役職と、返事の型をまとめます。

言葉読みどういう意味か
執事しつじ使用人を束ね、主人の身の回りと家政を仕切る長。
家令かれい財産や領地の管理まで見る役。屋敷によっては執事より上に置かれます。
従僕じゅうぼく主人の身の回りを担う男性使用人。フットマン。
侍女じじょ女主人や令嬢に付く使用人。
女中じょちゅう屋敷の家事を担う使用人。
家政婦長かせいふちょう女性使用人をまとめる長。ハウスキーパー。
乳母うば子の世話を任された女性。
御者ぎょしゃ馬車を操る者。
庭師にわし庭を造り、植木などの手入れを仕事にする人。
門番もんばん門にいて、人の出入りを確かめたり案内したりする役。
使用人棟しようにんとう使用人が寝起きする、屋敷の裏側。
書斎しょさい家の中で、本を読んだり書き物をしたりするための部屋。
客間きゃくま訪ねてきた客を迎え、応対するための部屋。
控え室ひかえしつ出番や用事の始まりを待つために使う部屋。
厨房ちゅうぼう食材を調理して料理を作る場所。台所のこと。
配膳室はいぜんしつ食器をそろえたり盛り付けたりして、食事を出す準備をする部屋。
回廊かいろう建物や中庭を囲むように続く、長い廊下。
車寄せくるまよせ玄関前で車を止め、乗り降りできるように設けた屋根付きの場所。
厩舎きゅうしゃ馬や牛を飼っておく建物。屋敷では馬のいる場所として使えます。
温室おんしつガラスなどで囲み、温度を保ちながら植物を育てる建物。
供をするともをする主人に付き添って外へ出ること。
暇を出すひまをだす使用人を辞めさせること。使用人の側から辞めるのは暇を頂く。
給仕きゅうじ食事の席で料理を運ぶなどして世話をすること。また、その係。
配膳はいぜん料理や食器を食卓へ運び、食べられるように整えること。
献立こんだて食事に出す料理の組み合わせや、出す順序。
調度品ちょうどひん家具や器など、身の回りに置いて日々使う道具類。
銀器ぎんき銀で作られた器や道具。食卓で使う皿やさじなども含みます。
燕尾服えんびふく上着の後ろの裾が長く、ツバメの尾のように二つに分かれた男性の礼服。
身支度みじたく外出や仕事などに備えて、服装や身なりを整えること。
仕着せしきせ主人から使用人へ支給する衣服。また、それを与えること。
旦那様だんなさま使用人が主人を呼ぶときの言い方。女主人は奥様、令嬢はお嬢様。
かしこまりました命を受けたときの返事。承知いたしました、も使います。
差し出がましいさしでがましい立場を越えて口を出すこと。使用人が自分を戒めるときに使います。
お呼びでしょうか呼ばれて姿を見せたときの、決まった入り方。
恐縮きょうしゅく厚意を受けたり手間をかけたりして、申し訳なく感じること。
恐れ入るおそれいる相手への感謝や申し訳なさを表す言葉。頼み事の前置きにも使います。
申し付けもうしつけ用事などを言いつけること。また、言いつけられた内容。
用命ようめい用事を言いつけること。相手の依頼を受ける場面では御用命といいます。
お目通りおめどおり身分の高い人や主君に会うことを、敬意を込めていう言葉。
拝命はいめい役目に任じられたり命令を受けたりすることを、へりくだっていう言葉。

学園・部活の言葉

学園ものは、役職と行事が話の起点になります。誰がどの立場でその場にいるのかが決まると、出会いの場面が作れます。

言葉読みどういう意味か
生徒会せいとかい生徒の代表として行事や規律を担う組織。会長・副会長・書記・会計で構成されます。
風紀委員ふうきいいん校則が守られているかを見る委員。
学級委員がっきゅういいんクラスをまとめる役。委員長とも呼ばれます。
顧問こもん部活を受け持つ教員。
学年主任がくねんしゅにんその学年の教員をまとめる立場。
担任たんにん学級や教科を受け持つ教員。また、その役を引き受けること。
級友きゅうゆう同じクラスや学年で学ぶ友人。
同窓生どうそうせい同じ学校を出た人。卒業した年が同じとは限らない。
寮監りょうかん寮で暮らす人を監督し、寮の運営を受け持つ人。
転校生てんこうせい通常の入学時期とは別に、ほかの学校から移ってきた生徒。
主将しゅしょう部を率いる者。支えるのが副主将。
マネージャー記録や道具など、部の運営を支える役。
レギュラー試合に出る枠に入っている者。控えに回るのが補欠。
朝練あされん授業前の練習。各自で行うのが自主練。
部室ぶしつ部の道具置き場であり、たまり場にもなる部屋。
合宿がっしゅく練習などの目的で集まり、一定期間一緒に寝泊まりすること。
遠征えんせい試合や活動のために、普段の拠点から遠くへ出かけること。
紅白戦こうはくせん赤組と白組に分かれる試合。また、同じチーム内で行う練習試合。
同好会どうこうかい同じ趣味や関心を持つ人が集まって活動する会。
壮行そうこう大会などへ出発する人の前途を祝い、励ますこと。
進路指導室しんろしどうしつ進学や就職の相談をする部屋。
特進とくしん進学に特化して編成されたクラス。
編入へんにゅう学年の途中から入学すること。
停学ていがく登校を止める処分。自宅で反省させるのが謹慎。
学舎がくしゃ学問を学ぶ場所。学校や校舎を指す言葉。
講堂こうどう学校などで、多くの人が集まって式や講演を行う広間や建物。
寄宿舎きしゅくしゃ学生などが、共同で寝泊まりして暮らすための建物。
補習ほしゅう通常の授業とは別に、学力を補うために行う授業。
追試験ついしけん欠席や不合格などを受け、通常の試験の後に別に行う試験。
履修りしゅう定められた教科や課程に沿って学ぶこと。
行事ぎょうじ文化祭・体育祭・修学旅行など。関係が動く山場になりやすい場面です。
始業式しぎょうしき新しい学期の授業を始める際に行う式。
終業式しゅうぎょうしきその学期の授業を終える際に行う式。
予餞会よせんかい卒業などで去っていく人を、前もって送り出す会。
謝恩会しゃおんかいお世話になった人へ感謝を伝える会。学校では教師への感謝の場。
答辞とうじ式などで受けた祝いや送別の言葉に対し、お礼として述べる言葉。
送辞そうじ卒業式などで、見送る側が旅立つ人へ述べる別れの言葉。
後夜祭こうやさい学園祭などの最後の夜に、締めくくりとして行う催し。
校風こうふうその学校で受け継がれてきた、独特の雰囲気や考え方。
校訓こうくん学校が大切にする教えを、生活の指針となる言葉にしたもの。

異世界・魔法の言葉

魔法は仕組みを決めないと、あとから何でもありになります。力の出どころと、その限界を先に決めておくのが要です。

言葉読みどういう意味か
魔力まりょく魔法を使うための力。総量に限りがある設定にすると、話が締まります。
詠唱えいしょう呪文を唱えること。唱えずに撃つのが無詠唱。
術式じゅつしき魔法を成り立たせている仕組みや式。
魔法陣まほうじん術を発動させるために描く図。
属性ぞくせい火・水・風・土など、術の系統。
呪文じゅもん不思議な力を働かせようとして唱える言葉。
召喚しょうかん相手を呼び出すこと。創作では魔法で精霊などを呼ぶこと。
霊力れいりょく霊に備わると考えられる、人知を超えた力。
幻影げんえい実体がないのに、そこにあるように見える姿。
秘術ひじゅつ限られた者だけが知り、ほかには明かさない技。
加護かご神や精霊から与えられた守り。
契約けいやく精霊や魔獣と結ぶ約束。
結界けっかい内と外を隔てる守りの術。
呪いのろい対象に不利をかけ続ける術。
神託しんたく夢や人の言葉などを通して伝わる、神からの知らせ。
封印ふういん外へ出ないよう閉じ込めること。創作では力や存在を封じること。
浄化じょうか汚れやけがれを取り去り、清らかな状態に戻すこと。
禁忌きんき信仰や慣習から、してはならないとされること。
転生てんせい死後に別の命として生まれ変わること。
眷属けんぞく一族や配下の者。創作では神や強い存在に従う者にもいう。
使い魔つかいま術者に従う獣や霊。
聖女せいじょ教会が認めた癒しの担い手。
勇者ゆうしゃ魔王に対する切り札とされる者。
魔族まぞく人と敵対する種族。その頂点が魔王。
精霊せいれい草木や水など、さまざまな物に宿るとされる霊的な存在。
妖精ようせい西洋の伝承などに登場する、人に似た姿の不思議な存在。
賢者けんじゃ知恵と判断力に優れた人。魔法の使い手とは限りません。
吟遊詩人ぎんゆうしじん恋や伝説を詩や歌にして伝える人。創作では旅する詩人として登場します。
旅人たびびと住み慣れた土地を離れ、旅の途中にいる人。
巡礼者じゅんれいしゃ信仰のために聖地などを訪ね歩く人。
錬金術れんきんじゅつ素材を組み替えて別のものを作る技術。
ギルド冒険者や職人が登録し、依頼をやり取りする組織。
討伐依頼とうばついらい魔物を倒す仕事。人や荷を守るのが護衛依頼。
迷宮めいきゅう階層に分かれた、魔物と宝のある構造物。ダンジョン。
神殿しんでん神をまつり、祈りや儀式の場となる建物。
遺跡いせき昔の人の暮らしや活動の跡が残る場所。
護符ごふ神仏の守りを願い、文字や図を記して持つ札。
秘境ひきょう訪れる人が少なく、様子が広く知られていない土地。
触媒しょくばい変化を促すもの。創作では術の発動を助ける素材などを指します。
碑文ひぶん出来事や思いを残すため、石碑に刻まれた文章。

警察・捜査の言葉

捜査ものは、手続きの順番がそのまま話の順番になります。令状が要る場面と要らない場面を分けておくと、緊張の作り方が決まります。

言葉読みどういう意味か
所轄しょかつその事件を担当する、地元の警察署。
本部ほんぶ所轄の上にあり、広い範囲を見る組織。
捜査本部そうさほんぶ大きな事件のときに置かれる、合同の拠点。
刑事けいじ捜査を担当する警察官。
鑑識かんしき現場の指紋や痕跡を採り、調べる係。
班はん捜査のまとまり。二人一組で動く相手を相棒と呼びます。
階級かいきゅう巡査・巡査部長・警部補・警部・警視の順に上がります。
巡査じゅんさ日本の警察官の階級で、巡査部長の下に置かれる位。
警部補けいぶほ日本の警察官の階級で、巡査部長より上、警部より下の位。
警部けいぶ日本の警察官の階級で、警部補より上、警視より下の位。
検視けんし遺体を調べ、死因や状況を確かめること。
現場検証げんばけんしょう事件が起きた場所を調べる手続き。
聞き込みききこみ周辺の人から話を集めること。
張り込みはりこみその場で待って見張ること。後をつけるのが尾行。
臨場りんじょうその場所へ実際に出向くこと。捜査では現場へ行く場面に使います。
初動捜査しょどうそうさ事件が分かってすぐの段階で行う捜査。
実況見分じっきょうけんぶん関係者の任意の承諾を得て、現場や物の状態を確かめる捜査。
照会しょうかい相手に問い合わせ、必要な事柄を確かめること。
物証ぶっしょう品物そのものや、その状態が手がかりとなる証拠。
証言しょうげん体験した事実を、ある出来事の裏付けとして話すこと。また、その話。
任意同行にんいどうこう強制ではない形で署へ来てもらうこと。
事情聴取じじょうちょうしゅ話を聞いて記録すること。
被疑者ひぎしゃ犯罪の疑いで捜査を受けており、まだ起訴されていない人。
参考人さんこうにん被疑者以外で、捜査のために話を聞かれる人。出頭や供述は任意です。
供述きょうじゅつ捜査官や裁判官に対して事実を述べること。また、その内容。
調書ちょうしょ調べた事実や手続きの内容を、記録としてまとめた文書。
職務質問しょくむしつもん警察官が、不審な行動や犯罪情報などを手がかりに人を呼び止め、質問すること。
警邏けいら異変がないか警戒しながら、地域などを見て回ること。
交番こうばん街の要所に置かれ、地域の警察活動の拠点となる詰め所。
駐在所ちゅうざいしょ警察官がその地域に駐在し、警備や事務を受け持つ拠点。
被害届ひがいとどけ犯罪による被害を受けた事実を、警察などへ知らせる届け。
告訴こくそ被害者などが捜査機関に犯罪を申し出て、犯人の処罰を求めること。
告発こくはつ犯人や告訴権者以外の人が、捜査機関に犯罪を申し出て処罰を求めること。
受理じゅり届けなどを正式に受け付け、処理の対象とすること。
立件りっけん起訴に足る条件が整ったと検察官が判断し、事件として措置を取ること。
令状れいじょう捜索や逮捕に必要な、裁判所が出す書面。
送検そうけん事件を検察へ引き継ぐこと。
勾留こうりゅう逃亡や証拠隠しを防ぐため、裁判官などの判断で被疑者・被告人を拘束する処分。
釈放しゃくほう拘束されていた人の身柄を解き、自由にすること。
不起訴ふきそ検察官が、事件を刑事裁判にかける起訴をしないこと。

海賊・航海の言葉

船の上は役割で人が並びます。舵・帆・見張りの3つを押さえると、甲板の場面が動きます。

言葉読みどういう意味か
船長せんちょう船の最終決定を下す者。キャプテン。
航海士こうかいし進路と位置を受け持つ者。
操舵手そうだしゅ舵を握る者。
甲板長こうはんちょう甲板の作業と水夫をまとめる者。
見張りみはり高い場所から周囲を見る役。
水夫すいふ船で働く乗組員。特に、甲板などの実作業に携わる人。
船医せんい船に乗り込み、乗組員や乗客の病気やけがを診る医師。
甲板かんぱん船の上部に板を張って作った、広く平らな床。
船倉せんそう船内で、運ぶ荷物を収めておく区画。
船室せんしつ船の中の部屋。特に、乗客が使う部屋を指す。
舷側げんそく船の横腹。船を寄せて乗り移るのが接舷。
船首せんしゅ船体の先頭にあたる部分。へさきとも呼ぶ。
船尾せんび船体のいちばん後ろの部分。ともとも呼ぶ。
帆柱ほばしら帆を支えるために、船に立てる柱。マストとも呼ぶ。
帆桁ほげた帆を広げるため、帆柱に横向きに渡す細長い部材。
舷窓げんそう光や風を入れるため、船体の横側に設けた小さな窓。
舷梯げんてい船への乗り降りに使う、船べりに取り付けたはしご。
船縁ふなべり船の側面の上端にあたる、縁の部分。
羅針盤らしんばん磁針などで方位を知り、船の進む向きを確かめる器具。
六分儀ろくぶんぎ天体の高度などの角度を測り、船の位置を求める際に使う器具。
錨を上げるいかりをあげる出航すること。停めるときは錨を下ろす。
面舵おもかじ右へ舵を切ること。左へ切るのが取舵。
帆を張るほをはる風を受ける形にすること。受けないようにするのが帆を畳む。
追い風おいかぜ進みを助ける風。妨げるのが向かい風。
海図かいず水深や航路を記した地図。
出帆しゅっぱん船が港を離れて、航海に出ること。
寄港きこう航海の途中で、港に立ち寄ること。
投錨とうびょう船をとどめるために、錨を水中へ下ろすこと。
係留けいりゅう船などが流れていかないよう、綱や鎖でつなぎとめること。
凪なぎ風がやみ、海の波がおさまって静かになること。
座礁ざしょう浅瀬に乗り上げてしまうこと。
拿捕だほ相手の船を捕らえること。
分け前わけまえ得たものを乗員で割った取り分。
暗礁あんしょう水面の下に隠れ、外から見えない岩や珊瑚礁。
浅瀬あさせ海や川の中で、水深の浅い場所。
時化しけ強い風や雨の影響で、海が荒れること。
漂流ひょうりゅう風や海流に運ばれるまま、水上を流されること。
難破なんぱ荒天などで、船が壊れたり座礁したりする災難に遭うこと。
海峡かいきょう陸と陸の間で狭くなり、二つの海域をつなぐ海。
入江いりえ海や湖の水が、陸地の奥へ入り込んでいる所。

不良・抗争の言葉

この分野は、勝ち負けより面目の話で動きます。誰が誰に頭を下げるのかで、力関係が読み取れます。

言葉読みどういう意味か
番長ばんちょう学校や地域で頭を張っている者。
総長そうちょうチームの長。
特攻隊長とっこうたいちょう先頭を切って出る役。
幹部かんぶ中核のメンバー。長を守る側近を親衛隊と呼ぶこともあります。
派閥はばつ同じ組織の中で、考えや利害などを共有してまとまる閉鎖的な小集団。
一匹狼いっぴきおおかみ集団の力を頼らず、自分の力で行動する人。
腐れ縁くされえん好ましくないと思っても、長く続いて切れにくい関係。
悪友あくゆう悪い影響を与える友人。親しい遊び仲間を冗談めかして呼ぶこともある。
盟友めいゆう固い約束や誓いで結びついた友人。
犬猿の仲けんえんのなか顔を合わせれば反発するほど、仲の悪い間柄。
タイマン一対一で決着をつけること。
サシ二人だけで会うこと。またその勝負。
カチコミ相手の拠点へ攻め込むこと。
出入りでいり集団どうしのぶつかり合い。
抗争こうそう勢力どうしの争いが続いている状態。
シメる力で言うことを聞かせること。
一触即発いっしょくそくはつわずかなきっかけで、大きな争いなどが起こりそうな状態。
睨み合いにらみあい互いに鋭い目を向け合うこと。また、反発し合う状態。
挑発ちょうはつ相手を刺激して、怒りや争う行動を引き出そうとすること。
売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば相手のきつい言葉に、こちらもきつい言葉で返すこと。
舐められるなめられる下に見られること。これを避ける行動が話を動かします。
タレコミ内情を外へ漏らすこと。
顔が利くかおがきくその場で話を通せるだけの信用があること。
手打ちてうち争いを終わらせるための話し合い。
ケリをつける決着させること。
面目めんぼく周囲からどう見られるかに関わる、立場や名誉。
啖呵を切るたんかをきるきっぱりした強い口調で、勢いよく言葉を続けること。
虚勢きょせい実力以上に強く見せようとする、うわべの勢い。
沽券こけん人としての値打ちや体面。沽券にかかわる、という形でも使う。
男気おとこぎ弱い立場の人の苦境を見過ごせず、助けようとする気性。
硬派こうは恋愛やおしゃれを軟弱と見て、強さや男らしさを重んじる人や態度。
学ランがくらん襟が立った形の男子学生服を指す呼び名。
詰襟つめえり折り返さず首元で立つ形の襟。また、その襟を持つ洋服。
裏地うらじ衣服などの内側に付ける布地。
特攻服とっこうふく不良集団などの装いで、文字や模様の刺繍を施した服の一種。
刺繍ししゅう布に色糸などで、文字や模様を縫って表すこと。
更生こうせい好ましくない生活態度を改め、社会生活を立て直すこと。
改心かいしんこれまでの行いを反省し、考え方や心の持ち方を改めること。
忠告ちゅうこく相手のためを思い、過ちや問題点に気づくよう言い聞かせること。
和解わかい争ったり反発したりしていた相手と、仲直りすること。

和風・時代物の言葉

宮中と武家と遊郭では、同じ時代でも言葉が違います。どの場にいる人物なのかを決めてから語を選びます。

言葉読みどういう意味か
帝みかど天皇を指す言い方。
東宮とうぐう皇太子。またその御所。
中宮ちゅうぐう后の位。以下、女御・更衣と続きます。
女房にょうぼう宮中や貴族の家に仕える女性。
殿上人てんじょうびと昇殿を許された、身分の高い者。
公家くげ朝廷に仕える人々。特に、武家と区別される宮廷の貴族。
内裏だいり宮城の中で、天皇の住まいを中心とする御殿の区域。
参内さんだい宮中へ参上すること。
御簾みす宮殿などで用いる、縁を布で飾った目の細かいすだれ。
几帳きちょう柱と横木に布を掛け、室内の仕切りや目隠しにする調度。
上様うえさま将軍への呼びかけ。
家老かろう大名家の政務をまとめる重臣。
用人ようにん主家の家政や取次を担う役。
若殿わかとの跡取りの子。身分ある家の娘は姫君。
拙者せっしゃ武家の男が使う一人称。某、それがしも同じ。
小姓こしょう主君のそばに仕え、身の回りの用事を受け持つ役。
奥方おくがた身分の高い人の妻を、敬って呼ぶ言葉。
裃かみしも肩衣と袴を同じ布でそろえた装い。近世の武士の公服などに用いた。
袴はかま着物の上から腰に結び付け、下半身を覆うゆったりした衣服。
陣羽織じんばおり近世の武士が陣中で、具足の上に重ねた上着。袖のないものが多い。
遊郭ゆうかく遊女屋が集まる、囲われた町。
花魁おいらん遊郭で最も位の高い遊女。
禿かむろ花魁に付いて世話をする少女。
見世みせ遊女屋のこと。表に並んで顔を見せるのが張見世。
身請けみうけ金を払って、遊女を年季から解くこと。
格子こうし細い木や竹などを縦横に組み、戸や窓などに使う建具。
行灯あんどん紙を張った枠の中に油皿を置き、火をともす昔の照明具。
暖簾のれん店の入口などに掛ける布。屋号を示したり、室内を仕切ったりする。
石畳いしだたみ道や庭に平らな石を敷き詰めた場所。また、その石。
長屋ながや一つの細長い建物を区切り、何軒もの住まいにしたもの。
畏まりましたかしこまりました承知したときの返事。訪いを入れるときは御免ください。
文ふみ手紙や書状を指す、昔からの言い方。
文箱ふばこ手紙を保管したり、相手に届けたりするための箱。
文机ふづくえ読書や書き物をするための、和風の机。
硯すずり水を加えて墨をするための、石などでできた道具。
短冊たんざく和歌や俳句などを書き付ける、細長い形の紙。
和歌わか五音と七音を基本とする日本の詩歌。平安時代以降は主に短歌を指す。
逢瀬おうせ会う機会。特に、思い合う二人がひそかに会うひととき。
宵よい日が暮れてから、まだそれほど時間がたっていない頃。
月影つきかげ月の光。また、空に見える月の姿をいうこともある。

中華・後宮の言葉

後宮ものは位の上下がそのまま力関係です。上から順に覚えておくと、序列を取り違えずに書けます。

言葉読みどういう意味か
皇帝こうてい国の頂点。
皇后こうごう皇帝の正妻で、後宮の頂点。
皇貴妃こうきひ皇后に次ぐ位。以下、貴妃・妃・嬪と下がります。
貴人きじん嬪より下に置かれる位。才人も同じく下位の位。
太后たいこう先帝の后で、皇帝の母にあたる立場。
太子たいし次の皇帝と定められた皇子。
皇子おうじ皇帝の息子。後継者と決まっているとは限りません。
公主こうしゅ中国で、皇帝の娘に用いられた称号。
太孫たいそん君主の孫のうち、後継者に定められた者を敬う呼び名。
外戚がいせき母方の親族。宮廷の話では、皇帝の母方の一族を指します。
朝廷ちょうてい政をとる場。臣下の最高位が宰相。
科挙かきょ官吏を選ぶための試験。
宦官かんがん去勢を受けて後宮に仕える男性の官。まとめ役が宦官長。
女官にょかん後宮の実務を担う女性の官。
侍女じじょ妃に付いて身の回りを世話する者。
官吏かんり国の仕事を担う役人。
文官ぶんかん軍事以外の行政を受け持つ役人。
武官ぶかん軍務を受け持つ官。文官と区別する呼び方です。
侍従じじゅう君主の近くに仕え、身の回りの用を務める者。
御史ぎょし中国の官職。時代により役目が変わり、主に役人の監察を担いました。
冊封さくほう位を正式に授けること。
寵愛ちょうあい皇帝から特別に目をかけられること。
降格こうかく位を下げられること。寵を失った妃が移される場所を冷宮といいます。
勅命ちょくめい皇帝など、天子から下される命令。
詔書しょうしょ天子の意思や命令を記して伝える文書。
上奏じょうそう天子に、意見や事情を申し上げること。
拱手きょうしゅ胸の前で両手を組み、おじぎをする中国の礼。
叩頭こうとう頭を地面につけて、深い敬意を示す礼。
失寵しっちょうそれまで受けていた特別な愛情や引き立てを失うこと。
廃位はいい君主を、その地位から強制的に退かせること。
後宮こうきゅう皇后や妃たちが暮らす、宮中の奥の区域。
玉座ぎょくざ君主が着くために設けられた席。
御殿ごてん身分の高い人の住まいを、敬って呼ぶ言葉。
宮門きゅうもん宮殿に出入りするための門。
回廊かいろう建物や中庭を囲むように延びる廊下。
園林えんりん庭園と林。また、庭の中にある林。
香炉こうろ香を入れてたき、香りを広げるための器。
簪かんざし髪に挿して飾ったり、髪や冠を留めたりする道具。
玉璽ぎょくじ天子が用いる印章。
帳とばり上から垂らし、部屋の仕切りや目隠しにする布。

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調査・執筆・監修植田 大貴株式会社アルバト 代表取締役/Webマーケティング
最終更新 2026-11-07判定基準 v1(6軸・12点)