zetaのプロットに書く天使と悪魔の言葉を、9分類・130語まとめました(九階級などの図つき)
「熾天使」「堕天した悪魔」と書いたあと、推しの役目をどう決めるか迷ったときに引く用語集です。九階級・大罪と美徳・しるしは図つきで見比べられます。階級、伝承上の名前、性格の軸、姿や動きを分けて選べます。能力そのものの言い方は能力と魔法の用語集にもまとめています。宗教や文献が違う言葉を、一つの公式設定としてつなげる表ではありません。カタカナだけの名前は読みの欄を空けています。
目次
天使の九階級を1枚で

先に結論。プロットには「階級の順位+役目」、ロアブックには階級表を書く
階級は名前だけでなく、「上から何番目か」まで書きます。熾天使と書いても、AIがその上下関係を知っているとは限りません。プロットには推し自身の階級と役目を短く書き、ロアブックに採用した階級表をまとめると、設定を見直しやすくなります。
たとえば「熾天使。九階級の上から一番目。地上へ向かう使者を見送り、帰還の記録を預かる」と書けます。順位は伝承から、役目はこの創作の設定として分けた例です。名前を借りる場合も「ミカエルの名を借りる。伝承では天使たちを率いて竜と戦う」のように、もとの役割を一行添えます。
状況例には「見送る相手が帰ってこない」、地の文には「翼を畳み、門の前で待つ」のように、今の出来事と動きを置きます。プロットやロアブックに書いても、AIが順位や役目を必ず守る保証はありません。会話に出た内容を確かめ、必要なら設定を短く言い直します。
天使の九階級と関連語
『天上位階論』に基づく上位・中位・下位の三隊ずつを示します。代表的な一説で、順序や訳語は資料により異なります。種族名としての天使は既存ページにあるため、ここでは第九階級の意味に限ります。天使長や守護天使は、九階級に足す第十・第十一の階級ではありません。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 熾天使 | してんし | この序列で上から一番目、別名セラフィムです。推しを最高位に置くなら、順位と任された役目を併記します。 |
| 智天使 | ちてんし | この序列で上から二番目、別名ケルビムです。知恵に結び付く存在として、知識を授ける役目などを添えます。 |
| 座天使 | ざてんし | この序列で上から三番目、別名スローンズです。神の座に結び付く名なので、仕える相手を添えて使います。 |
| 主天使 | しゅてんし | この序列で上から四番目、別名ドミニオンズです。中級の先頭と書くと、上級と下級の間にいる立場が伝わります。 |
| 力天使 | りきてんし | この序列で上から五番目、別名ヴァーチューズです。力を表す名ですが、創作での強さや能力は別に決めます。 |
| 能天使 | のうてんし | この序列で上から六番目、別名パワーズです。力天使と訳語を混同しやすいため、順位を添えて役目を書きます。 |
| 権天使 | ごんてんし | この序列で上から七番目、別名プリンシパリティーズです。下級の先頭と添えると、指揮する範囲を決めやすいです。 |
| 大天使 | だいてんし | この序列で上から八番目、別名アークエンジェルです。高位の天使の総称にもなるため、どちらの用法か添えます。 |
| 天使(第九階級) | てんしだいきゅうかいきゅう | この序列で上から九番目、別名エンジェルです。天使全体を指す総称と分け、人に知らせを届ける役目などを書きます。 |
| 上級三隊 | じょうきゅうさんたい | 熾天使・智天使・座天使をまとめた呼び方です。三つの階級の総称なので、一人の推しの階級はさらに絞って書きます。 |
| 中級三隊 | ちゅうきゅうさんたい | 主天使・力天使・能天使をまとめた呼び方です。階級表に中級の区切りを置くと、上級と下級の間の位置が伝わります。 |
| 下級三隊 | かきゅうさんたい | 権天使・大天使・天使をまとめた呼び方です。人に近い働きを担う側として、地上での役目を添えて使えます。 |
| 守護天使 | しゅごてんし | 人を守り導く天使を指し、九階級とは別の役割名です。誰を見守るのかを添えると、推しとの関わりが伝わります。 |
| 天使長 | てんしちょう | 天使たちを率いる存在を指す呼び名で、大天使の訳にもなります。創作では率いる集団を添えて、階級名と区別します。 |
| 御使い | みつかい | 聖書の文脈では神から遣わされる使者、特に天使を指す呼び方です。誰の言葉を伝えるのかを添えると役目が伝わります。 |
名前のある天使
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の資料を含みます。一つの宗派が全員を同じように認める名簿ではなく、九階級への所属も一律には決まりません。『第一エノク書』などの文献の扱いは宗派で異なります。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| ミカエル | 『黙示録』で竜と戦う天使たちを率いる存在です。推しに名を借りるなら、守護や戦いの役目を一行添えます。 | |
| ガブリエル | キリスト教では受胎告知を担う天使で、イスラム教では啓示を伝えます。知らせを届ける役目として、伝承を選んで書きます。 | |
| ラファエル | 『トビト記』で旅を助け、癒やしに関わる天使です。この書の扱いは宗派で異なり、案内や看護の役目に名を借りられます。 | |
| ウリエル | 『第一エノク書』で、世界や死者の領域に関わる天使です。宗派で扱いが異なるため、推しに借りる役目を明記します。 | |
| メタトロン | ユダヤ神秘思想で高位に置かれ、天上の記録に関わる天使です。推しを記録者にするなら、採用する役目を明記します。 | |
| サンダルフォン | ユダヤ教の伝承で、神にささげる冠を編むとされる天使です。祈りを届ける役目に名を借りるなら、その伝承を添えます。 | |
| ラジエル | ユダヤ教の神秘的な伝承で、神の秘密を伝える天使です。秘密の書を預かる推しなら、何を伝えられるかも決めます。 | |
| アズラエル | イスラム教の伝承で、死を司る天使に与えられる名前です。魂を迎える役目と書き、悪魔と同じ存在には扱いません。 | |
| ラグエル | 『第一エノク書』で、天の光体に対する裁きに関わる天使です。秩序を見守る推しなら、その文献での役目を添えます。 | |
| サリエル | 『第一エノク書』で、罪を犯す霊に関わる天使の名の一形です。表記に異同があるため、見張る対象を決めて使います。 | |
| レミエル | 『第一エノク書』で、復活する者たちを受け持つ天使です。綴りや訳名に異同があるため、迎える役目を添えて使います。 | |
| イスラーフィール | イスラム教の伝承で、終末を知らせるラッパを吹く天使です。合図を待つ役目として書くと、静かな緊張を描けます。 |
七つの大罪と七つの美徳

大罪は人をほかの罪へ導く悪徳の分類です。悪魔との対応は、16世紀のビンスフェルト説として広まった一説で、対応する名にも資料差があります。宗教全体に共通する決まりではありません。美徳は四枢要徳と三対神徳の七つを採り、大罪との一対一の対応表にはしません。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 傲慢 | ごうまん | 自分を高く見積もり、他者を軽んじる態度を指す大罪の一つです。忠告を受け入れない推しの弱点として書けます。 |
| 強欲 | ごうよく | 富や所有を求めすぎる欲を指す大罪の一つです。何を手に入れても満足できない、と添えると行動の理由が伝わります。 |
| 嫉妬 | しっと | 他者の幸福や優れた点をねたむ心を指す大罪の一つです。誰の何をうらやむのかを添えると、関係のもつれを描けます。 |
| 憤怒 | ふんぬ | 激しい怒りを指し、大罪では制御を失った怒りが問題とされます。推しが何に怒り、どう振る舞うかを添えて使います。 |
| 色欲 | しきよく | 性的な欲望を指す語で、七つの大罪にも数えられます。このページでは人物設定に添える語義の説明だけに留めます。 |
| 暴食 | ぼうしょく | 度を越して食べることを指し、大罪では飲食への過度な欲を含みます。満たされなさを描くなら、その理由も添えます。 |
| 怠惰 | たいだ | すべきことを怠るあり方で、宗教上は善への無関心も含みます。単なる休息と分け、避けている役目を添えて書きます。 |
| 賢明 | けんめい | 四枢要徳では、何が善いかを見極め、適切な手段を選ぶ徳です。推しが結果を考えて判断する姿として書けます。 |
| 正義 | せいぎ | 四枢要徳では、神や他者に与えるべきものを与える徳です。誰の権利を守るのかを添えると、行動の軸が伝わります。 |
| 剛毅 | ごうき | 四枢要徳では、困難や恐れの中でも善を求め続ける強さです。怖くても約束を守る、と書くと推しの芯が伝わります。 |
| 節制 | せっせい | 四枢要徳では、欲望に流されず、楽しみにも適度な限りを置く徳です。望みを抑えて相手を待つ姿として書けます。 |
| 信仰 | しんこう | 三対神徳の一つで、神とその示す真理を信じることです。何を信じて行動する推しかを添え、一般の信用と分けます。 |
| 希望 | きぼう | 三対神徳では、神の助けと永遠の命を望み、信頼することです。苦境でも支えを見失わない推しの姿として書けます。 |
| 愛徳 | あいとく | 三対神徳の一つで、神を愛し、その愛によって隣人も愛する徳です。見返りを求めず助ける役目として描けます。 |
名前のある悪魔・堕天使
聖書・外典・民間伝承・魔術書での位置づけを分けています。すべてが元天使とは限りません。ルシファーとサタンを同一視するかは資料で分かれ、ここでも常に同じ存在とはしません。古代に神として崇敬された名と、後世の悪魔の名も区別します。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| ルシファー | もとは明けの明星を表す語で、後世には堕天した存在の名にもなります。サタンとの同一視は資料で分かれるため明記します。 | |
| サタン | 聖書で敵対者や告発者、誘惑する存在として現れる名です。文献によって立場が違うため、推しの目的を添えて使います。 | |
| ベルゼブブ | 新約聖書で悪霊の頭と呼ばれる存在です。ベルゼブルという表記もあり、部下を率いる役目を添えると立場が伝わります。 | |
| アスモデウス | 『トビト記』に登場し、後世の伝承でも語られる悪霊です。文献で姿や役目が変わるため、採る設定を一行添えます。 | |
| レヴィアタン | 旧約聖書に現れる巨大な海の怪物で、姿の解釈には幅があります。悪魔として借りるなら、海との関わりを添えます。 | |
| マモン | 新約聖書では富を指し、後世には富への執着を表す存在にもなります。財を求める推しなら、その由来を添えて使います。 | |
| ベルフェゴール | 後世の悪魔伝承に現れ、怠惰と結び付けられる名です。対応は一説なので、役目を決めてから推しの名に借ります。 | |
| ベリアル | 聖書では無価値や悪を表す語で、後の文献では悪の勢力の長にもなります。どの立場の名を借りるか書き添えます。 | |
| アザゼル | 『第一エノク書』では、人に武器作りなどを教える堕天した存在です。ほかの文献では解釈が分かれ、出典の役目を添えます。 | |
| リリス | ユダヤ教の民間伝承で語られる女性の悪霊で、夜と結び付く存在です。伝承に幅があるため、夜の訪問者など役目を添えます。 | |
| メフィストフェレス | ドイツの伝説で、人と魂をめぐる契約を結ぶ悪魔です。名前を借りるなら、何を与え何を求める相手かを書き添えます。 | |
| バアル | 古代の神の呼称としての用法と、魔術書の悪魔名としての用法があります。『ゴエティア』の王と書けば区別できます。 | |
| アスタロト | 『ゴエティア』では公爵とされ、知識を語る悪霊です。古代の女神の名と混同せず、推しが教える内容を添えて使います。 | |
| アガレス | 『ゴエティア』では公爵で、言語を教えるとされる悪霊です。推しを言葉の案内役にするなら、その役目を一行添えます。 | |
| パイモン | 『ゴエティア』では王で、学問や技芸を教えるとされる悪霊です。知識を授ける推しなら、教える範囲を添えて使います。 |
堕天した理由はひとつではない(2026年10月29日追記)
堕天使と呼ばれる存在が天を離れた理由は、文献によって違います。高慢を罪とする神学の議論、『ヨハネの黙示録』の天上の戦い、『第一エノク書』の見張りの天使の話では、焦点がそれぞれ別です。『第一エノク書』では、人の娘を妻にしたことと、禁じられた知識を人に教えたことが重なって語られます。
推しを堕天使にするときは、どの理由で天を離れたのかを一行添えると、性格や罪の意識が書き分けやすくなります。宗教や文献をまたいだ一つの公式設定ではありません。黒い翼や翼を失う姿は創作でよく使われる描き方で、原典に共通する決まりではありません。
2026年10月29日追記。『第一エノク書』『創世記』『ヨハネの黙示録』『ユダの手紙』など、出典の違う言葉を並べています。一人の堕天使に理由を一つだけ割り当てる表ではありません。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 見張りの天使 | みはりのてんし | 天上で見張る存在を指す呼び名で、ウォッチャーズ、グリゴリとも呼ばれます。『第一エノク書』では、そのうち地上へ降りて罪を犯す集団が語られます。すべての堕天使をまとめた名ではありません。 |
| シェムハザ | 『第一エノク書』で、人の娘を妻にしようとする天使たちの指導者の名です。セムヤザという表記もあります。一人で罪を負うことを恐れて仲間に誓わせる場面があり、迷いを抱えた指導者として借りられます。 | |
| ネフィリム | 『創世記』6章に現れる、古い時代の巨人や力ある者と結び付く呼び名です。エノク伝承では、天使と人の女性のあいだに生まれた巨人として語られます。親の天使たちの別名ではありません。 | |
| 神の子ら | かみのこら | 『創世記』6章で、人の娘たちを妻に選ぶ側を指す言葉です。この箇所を天上の存在の話として読む解釈があります。ほかの箇所の「神の子」と同じ意味とは限りません。 |
| 人の娘たち | ひとのむすめたち | 『創世記』6章で、神の子らに妻として選ばれる人間の女性たちを指す表現です。種族や階級の名ではありません。推しの相手役にするなら、その人の意志や立場を別に書きます。 |
| 禁じられた知識 | きんじられたちしき | 人に明かしてはいけない秘密や技をまとめて指す言い方です。『第一エノク書』では、武器作りや装身、天体の知識などを教えたことが、地上に広がった害と結び付けて語られます。 |
| 神への反逆 | かみへのはんぎゃく | 神の支配や命令に背くことです。天上の戦いのような表立った敵対と、内面の高慢は、関わり合っていても同じことではありません。どちらが原因で堕ちたかを区別すると、推しの罪の意識が書き分けられます。 |
| ヘルモン山 | ヘルモンさん | 『第一エノク書』6章で、天使たちが降り、ともに誓いを立てた場所として語られる山です。実在の地名なので、伝承の中の出来事とは分けて書きます。集団が共有する過去の場所として使えます。 |
| 天使の束縛 | てんしのそくばく | 罪を犯した天使が裁きの時まで縛られ、自由を奪われることを指す言い方です。天を離れたことと、そのあとに受ける拘束を分けて書くときに使えます。 |
| 執り成し | とりなし | 当事者に代わって願いや訴えを届けることです。『第一エノク書』では、罪を犯した天使たちが赦しの願いを他の者に託す場面があります。推しが誰かの許しを願い出る関係として書けます。 |
悪魔の爵位と契約の言葉
爵位は『ゴエティア』に記された称号の訳で、人間の貴族制度と同じ序列とは限りません。公爵・侯爵・伯爵・騎士は既存の一般用語と区別し、悪霊の称号として説明します。後半は契約場面を書くための一般語で、実際の儀式や法的な手順は扱いません。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 悪魔の王 | あくまのおう | 『ゴエティア』のキングに当たる称号で、パイモンなどに使われます。唯一の支配者とは限らず、治める範囲を添えます。 |
| 悪魔の公爵 | あくまのこうしゃく | 『ゴエティア』のデュークに当たる称号で、アガレスなどに使われます。人間の爵位表と分けて、従う相手を決めます。 |
| 悪魔の侯爵 | あくまのこうしゃく | 『ゴエティア』のマーキスに当たる称号です。公爵とは同じ読みなので、階級表では漢字と受け持つ役目を書き分けます。 |
| 悪魔の伯爵 | あくまのはくしゃく | 『ゴエティア』のアールに当たる称号です。別の称号を兼ねる例もあるため、推しの立場を一つずつ整理して書きます。 |
| 悪魔の君主 | あくまのくんしゅ | ここでは『ゴエティア』のプリンスに当たる称号です。王子と訳す例もありますが、王の子という設定は別に決めます。 |
| 総裁 | そうさい | 『ゴエティア』のプレジデントに当たる称号として使う語です。現代の組織の長と区別し、率いる悪霊や役目を添えます。 |
| 悪魔の騎士 | あくまのきし | 『ゴエティア』でナイトと呼ばれる悪霊の称号です。人間の護衛役とは分け、どんな知識や力を持つかを書き添えます。 |
| 軍団 | ぐんだん | 魔術書では、悪霊が率いる配下の集団を数える単位として現れます。現実の軍隊の人数を当てはめず、規模を別に決めます。 |
| 魔法円 | まほうえん | 西洋の魔術書で、儀式を行う者を囲み守るとされる円です。創作では境界を示す物として、誰が内側に立つかを書きます。 |
| 契約書 | けいやくしょ | 取り決めの内容を記した文書です。悪魔との場面では、願いと代償を並べると、何に同意するのかが伝わります。 |
| 代償 | だいしょう | 何かを得る代わりに差し出したり、失ったりするものです。記憶や時間など具体的に書くと、願いの重さを描けます。 |
| 誓約 | せいやく | 固く誓って約束することです。誰に何を誓うのかを添えると、悪魔との取り決めや天使の忠誠を場面に置けます。 |
| 破約 | はやく | 交わした約束を破ることです。悪魔との契約なら、破った内容とその後の扱いを設定すると、対立の理由が伝わります。 |
| 履行 | りこう | 約束や決められた内容を実際に果たすことです。願いをかなえる側にも使い、どこまで果たしたかを地の文で示せます。 |
| 署名 | しょめい | 本人が自分の名前を書き記すことです。契約書に署名する場面なら、書き始める前のためらいで覚悟の揺れを描けます。 |
| 有効期限 | ゆうこうきげん | 効力が続く期限のことです。創作の契約に「次の満月まで」などと添えると、推しが急ぐ理由を作れます。 |
天使と悪魔の持ち物・しるし

聖書の描写と後世の美術・象徴を含み、すべてが同時代の決まりではありません。翼の枚数だけで階級や強さは決まりません。角・尾・翼などは姿を描き分ける手掛かりであり、現実の人の善悪を外見で判断するための語ではありません。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 光輪 | こうりん | 宗教美術で、聖なる存在の頭の周りなどに描く光の輪です。推しの姿には、輪の位置や明るさを添えると伝わります。 |
| 六翼 | ろくよく | 六枚、三対の翼で、『イザヤ書』の熾天使の姿に見られます。推しの外見に借りるなら、翼が重なる位置も書きます。 |
| 四翼 | しよく | 四枚、二対の翼で、『エゼキエル書』のケルビムの描写に見られます。左右に二枚ずつ、と添えると姿を伝えられます。 |
| 二翼 | によく | 二枚、一対の翼で、天使の図像によく見られる形です。階級を確定する印にはせず、推しの外見の特徴として使います。 |
| 炎の剣 | ほのおのつるぎ | 『創世記』で、楽園の命の木へ至る道を守る炎の剣です。境を越えられない場面に借りるなら、守る対象を添えます。 |
| ラッパ | 『黙示録』では天使が吹き、出来事の始まりを知らせる楽器です。音が響いた後に何が起こるかを書くと場面が動きます。 | |
| 角 | つの | 悪魔の図像に見られる、頭から突き出た動物的な部分です。本数や曲がる向きを添えると、推しの輪郭を描き分けられます。 |
| 尾 | お | 悪魔を動物に似た姿で表す際に描かれてきた部分です。長さや先端の形を添えると、後ろ姿にも特徴を持たせられます。 |
| 蝙蝠の翼 | こうもりのつばさ | 悪魔の図像で見られる、膜の張った蝙蝠に似た翼です。羽毛のある翼と区別し、広げた輪郭を添えて描けます。 |
| 山羊の脚 | やぎのあし | 悪魔の図像で使われてきた、山羊に似た脚の表現です。毛や蹄の形を添えると、人とは違う足取りを描けます。 |
| 逆五芒星 | ぎゃくごぼうせい | 頂点を二つ上に向けた五芒星で、近代の悪魔の象徴にも使われます。意味は文化で異なり、創作では用途を添えます。 |
| 百合の花 | ゆりのはな | 受胎告知の図像で、純潔を表すしるしとして描かれる花です。使者が手にする姿を借りるなら、届ける知らせも添えます。 |
| 天秤 | てんびん | 宗教美術で、ミカエルが魂を量る役目を示す持ち物です。何を量っているのかを添えると、裁きの場面を描けます。 |
| 金の帯 | きんのおび | 『黙示録』で、天使の装いに描写される金色の帯です。衣の上に渡す位置を添えると、儀式に臨む姿が伝わります。 |
| 燃える炭 | もえるすみ | 『イザヤ書』で、熾天使が祭壇から運ぶ燃えた炭です。清めを表す場面に借りるなら、熱や明るさを地の文に添えます。 |
場所と出来事の言葉
天界や地獄を一つの地図に統一する表ではありません。宗教・宗派・時代で意味が違います。煉獄と辺獄、復活と転生も同じではありません。聖書の出来事を創作に借りるときは、伝承の説明と独自設定を分けて書きます。
| 名前 | 読み | どんな存在か |
|---|---|---|
| 天界 | てんかい | 神や天上の存在が住むとされる世界を指す広い呼び方です。宗教で捉え方が違うため、創作では住人と地上との境を決めます。 |
| 地獄 | じごく | 死後の苦しみや罰と結び付けられる世界で、宗教によって意味が違います。創作では誰が住み、何を受ける場所かを添えます。 |
| 煉獄 | れんごく | カトリックで、救われる死者が天国に入る前に清められる状態です。永久の罰と分け、待つ理由を添えて場面に借ります。 |
| 辺獄 | へんごく | カトリック神学で論じられた、天国の至福にあずからない魂の状態です。対象や扱いに幅があり、採る意味を添えて使います。 |
| 奈落 | ならく | もとは仏教の地獄を指し、どん底という意味にも使う語です。創作では底知れない場所の名に借り、落ちる先を説明します。 |
| 楽園 | らくえん | 苦しみのない幸福な場所を指し、宗教では原初の園や死後の至福にも使います。どの意味の園かを添えると舞台が決まります。 |
| 堕天 | だてん | 天使が神に背き、天上の立場を失うことを指す創作でも使う語です。原因の伝承に幅があり、推しが失ったものを添えます。 |
| 受胎告知 | じゅたいこくち | キリスト教で、天使が聖母に救い主を宿すと告げる出来事です。一般の知らせとは分け、伝承上の場面名として使います。 |
| 最後の審判 | さいごのしんぱん | 世界の終わりに神が人々を裁くという宗教上の考えです。創作で借りるなら、何を問われる場面かを具体的に添えます。 |
| 黙示録 | もくしろく | 隠された事柄を啓示として語る文書で、ここでは新約聖書の最終書です。終末の情景を借りるなら、場面や章を絞ります。 |
| 楽園追放 | らくえんついほう | 『創世記』で、最初の人間たちが命令に背き、園から出される出来事です。天使の堕天とは分け、別れの背景に借ります。 |
| 復活 | ふっかつ | 宗教上は、死者が再び生きることを指します。キリスト教の終末とも関わり、創作では誰がいつ戻るのかを添えて使います。 |
| 終末 | しゅうまつ | 世界や歴史の最後を指し、宗教では裁きや新たな世界とも結び付きます。破壊だけに決めず、その後の行方も設定します。 |
| 天上の戦い | てんじょうのたたかい | 『黙示録』で、ミカエルとその天使たちが竜と戦う場面です。推しの過去に借りるなら、どちらに属したかを添えます。 |
| 火の池 | ひのいけ | 『黙示録』で、悪魔などが投げ入れられる最終的な罰の象徴です。単なる地下の湖と分け、創作では戻れるかを決めます。 |
地の文で使う、天使と悪魔の動き
3列目は「どんな場面・気持ちで使われやすいか」を説明します。動きは創作上の例で、宗教上の性質や決まった感情を示すものではありません。光や影が自分で動く描写は、その推しの独自設定として使います。
| 動き | 読み | 使われやすい場面 |
|---|---|---|
| 翼を畳む | つばさをたたむ | 広げていた翼を体に寄せ、場所を空ける動きです。相手の隣に座る場面に添えると、近づこうとする様子を描けます。 |
| 翼を広げる | つばさをひろげる | 閉じていた翼を左右へ大きく開く動きです。守るためか飛ぶためかを書き添えると、同じ姿でも意図を描き分けられます。 |
| 翼で庇う | つばさでかばう | 相手と危険の間に翼を差し入れ、覆うように守る動きです。雨や飛んでくる物を添えると、とっさの気遣いを描けます。 |
| 翼を震わせる | つばさをふるわせる | 翼が細かく揺れる動きです。返事に迷う場面や寒さに触れる場面で使い、何に反応したのかを周囲の描写で示します。 |
| 羽を一枚落とす | はねをいちまいおとす | 翼などから羽が一枚離れて、下へ落ちる描写です。立ち去った後に残すと、推しがそこにいた余韻を表せます。 |
| 羽ばたきを止める | はばたきをとめる | 翼を動かしていた推しが、その動きをやめる描写です。呼び声に気づく場面なら、相手へ注意が移る瞬間を示せます。 |
| 光輪が明滅する | こうりんがめいめつする | 光の輪が明るくなったり暗くなったりする描写です。言葉に迷う場面に添えると、独自設定として心の揺れを示せます。 |
| 光輪が傾く | こうりんがかたむく | 頭の周りの光の輪が、斜めになる描写です。首をかしげる動きに重ねると、相手の話を考えている様子を描けます。 |
| 光輪が薄れる | こうりんがうすれる | 光の輪の明るさや輪郭が弱まる描写です。疲れた場面に添えるなら、力を使った後などの理由も一緒に書きます。 |
| 影が伸びる | かげがのびる | 床や壁に映る影が長くなる描写です。光源が変わったのか、推しの力なのかを添えると、不穏さの理由が伝わります。 |
| 影が先に動く | かげがさきにうごく | 体より先に影が動く、創作上の異変の描写です。振り返る直前に置くと、人ではない推しの気配をさりげなく示せます。 |
| 尾を揺らす | おをゆらす | 尾を左右などへ動かす仕草です。返事を待つ場面で速度を添えると、落ち着かなさや機嫌のよさを描き分けられます。 |
| 尾を巻き付ける | おをまきつける | 尾を物などの周りに沿わせて巻く動きです。椅子の脚に巻く場面なら、その場を離れたくない様子にも使えます。 |
| 角を隠す | つのをかくす | 角が見えないように、髪や布などで覆う動きです。人のいる場所へ入る前に書くと、正体を知られたくない事情が伝わります。 |
| 契約を囁く | けいやくをささやく | 小さな声で取り決めを持ちかける描写です。提示する願いや代償も添えると、秘密の交渉が始まる場面を作れます。 |
| 契約書を差し出す | けいやくしょをさしだす | 取り決めを書いた紙を、相手へ向けて渡そうとする動きです。返事を待つ間を置くと、選択を委ねる緊張が伝わります。 |
| ラッパを掲げる | らっぱをかかげる | ラッパを持ち上げ、周囲から見える位置へ出す動きです。まだ音を出さずに止めると、合図の直前の静けさを描けます。 |
| 光の中へ消える | ひかりのなかへきえる | 明るい光に姿が覆われ、見えなくなる創作上の描写です。別れの言葉の後に添えると、立ち去る瞬間の余韻を残せます。 |
このページで扱わないもの
信仰上の正しさの判定、特定の宗教・宗派の教えの優劣、実在の宗教団体や版権作品の設定は扱いません。儀式の実行手順や、名前を唱えれば何かが起こるという説明も扱いません。色欲は分類名としての短い語義に留めています。
言葉の選び方と、このページの限界
創作で名前を借りるための一般的な説明に留めています。伝統的な名前や専門語は独立した複数の資料で意味を照合し、一般的な契約の言葉は辞典で確認しました。説明と創作例は書き下ろしています。階級の順以外は、設定を考えるときに見比べやすいまとまりで並べています。
九階級は代表的な一説です。名前のある天使の扱い、悪魔と大罪の対応、図像の意味は宗派・文献・時代で変わります。伝承で大切にされている存在へ敬意を払い、元の役割と推しの独自設定を分けて書きます。美徳は信仰上の意味を説明しており、利用者の善悪を判定する表ではありません。
動きと気持ちの結び付きは創作の例で、決まった性格や宗教上の性質ではありません。言葉の意味を添えても、AIが設定どおりに描写する保証はありません。語数は表の行数で数え、関連語や動作表現も含めています。