魔法の言葉(図つき)|zetaのプロットに書く5分類・49語
推しの魔法を「何と呼ぶか・何の属性か・何が起こるか・どう使うか・何を払うか」で書き分けるための用語集です。辞書での意味と、創作でよく使われる意味を分けて書きました。杖や魔導書などの道具は別のページにあります。絵は当サイトが画像生成で作ったもので、きっかけになった投稿の絵と項目の並びは使っていません。漢字を含む語にだけ読みを付けています。
目次
魔法の属性を1枚で

先に結論
推しの魔法は、五つに分けてプロットに書いておくと、毎回の描き方がぶれにくくなります。「呼び名+属性+何が起こるか+使い方+代償」を、1〜2行にまとめます。魔法・魔術・呪術のような呼び名は辞書でも意味が重なり、名前だけでは強さも仕組みも決まりません。決めたいことは、言葉を足して書きます。
推しは氷の魔法を使う魔術師。結界と付与が得意で、長い詠唱が要る。 無理に使うと魔力切れで指先が冷え、しばらく術が使えなくなる。
当サイトが書いた例で、この書き方によるトークの結果や効果は確かめていません。書いたとおりにAIが動くとは限らないため、使えないこと・払うものも一つ書いておきます。
きっかけになった投稿
TikTok で魔法の用語をまとめた投稿が保存715(10月20日の確認時点)でした。当サイトはその投稿の絵を見ておらず、載っていた項目とこのページの語を合わせてはいません。ここでは、プロットに書くときに迷いやすい言葉を、辞書と百科事典で確かめてまとめました。
ほかのページとの関係
杖・魔導書・魔法陣・魔石・薬などの道具は魔法の道具の名前、賢者の石や四元素の変化は錬金術の言葉にまとめています。このページでは道具を外し、魔法そのものの呼び名・属性・働き・使い方・使い手を並べました。
呪術師・幻術師・死霊術師のような「○○師」は「○○師」の一覧にあります。花の魔法・時間の魔法のような能力の例は能力・種族・正体の言葉にあります。役割・力・道具から世界観を組み立てる手順はファンタジー設定の組み立てで、短い語釈はプロットと設定集に書く言葉の「異世界・魔法」で探せます。
呼び名と位置づけ
魔法・魔術・呪術・妖術は、辞書では意味が重なる言葉です。「魔法は生まれつき、魔術は学ぶもの」のような分け方は辞書の決まりではなく、作品ごとの設定です。推しの世界で分けたいときは、その違いをプロットに一文で書きます。白魔法・黒魔法も、目的や評価をともなう呼び名で、効果の一覧ではありません。
魔法全体の呼び名と、目的・秘密・禁止で付く呼び名です。互いに別の系統ではなく、辞書でも意味が重なります。
| 言葉 | 読み | どういう意味か |
|---|---|---|
| 魔法 | まほう | 人の力を超えた不思議なことを起こす術を、広く指す呼び名です。いちばん広い言葉なので、推しの魔法の中身は属性や働きで補います。 |
| 魔術 | まじゅつ | 不思議な力を使う術のほか、手品を指すこともあります。学問として学ぶ術という印象で使うなら、その世界でそう決めているとプロットに書きます。 |
| 呪術 | じゅじゅつ | 神や霊などの力に働きかけて望む結果を得ようとする行いで、守りや雨乞いのような願いも含みます。プロットでは、人を害する術か、守りや願いのための術かを書き添えます。 |
| 妖術 | ようじゅつ | 妖しく不思議な術を指す呼び名です。妖怪だけが使う術とは限らず、怪しさや得体の知れなさをにじませたいときに向きます。 |
| 秘術 | ひじゅつ | 外に明かさずに伝える技や、とっておきの技です。強さの段階ではなく、誰にだけ伝わっているかを表すのに使えます。 |
| 白魔法 | しろまほう | 白魔術とも言い、善い目的のために使う術という説明があります。創作では治癒や守りの術をまとめて呼ぶこともあるため、プロットには具体的な効果を添えます。 |
| 黒魔法 | くろまほう | 黒魔術とも言い、害を与える目的の術や、悪魔とのかかわりからそう呼ばれた術です。攻撃魔法や闇の魔法と同じ意味ではないので、プロットでは区別して書きます。 |
| 禁術 | きんじゅつ | 使うことや教えることを禁じられた術を指す、創作でよく使われる呼び名です。危険だからか、倫理に反するからか、誰が禁じたのかを添えると重みが出ます。 |
属性と力の出どころ
四元素の火・空気・水・土は、世界のもとを説明しようとした古い考え方です。創作ではこれを火・水・風・土の属性として使い、光・闇・雷・氷などを足すことが多くあります。属性の数や、どれがどれに強いかは作品ごとに違うため、推しの世界での決まりはプロットに書きます。
何を扱う魔法かと、どこから力を借りるかの言葉です。属性の数や相性は作品ごとに違い、全作品に共通の表はありません。
| 言葉 | 読み | どういう意味か |
|---|---|---|
| 属性 | ぞくせい | もともとは、ものが持っている性質や特徴のことです。創作では魔法が扱うものの種類を指し、相性まで決めるなら別に書きます。 |
| 四元素 | しげんそ | 火・空気・水・土を、世界をつくるもととみなした古い考え方です。いまの化学の元素とは別で、創作では空気を風と呼ぶことが多くあります。 |
| 火の魔法 | ひのまほう | 火や炎を生んだり動かしたりする術です。ともす・温める・燃やすのどれに使うかで、推しの印象が変わります。 |
| 水の魔法 | みずのまほう | 水を生む・集める・流すなど、水を扱う術です。水を扱えることと、傷を治せることは別なので、治癒も使えるなら書き添えます。 |
| 風の魔法 | かぜのまほう | 風を起こしたり、向きや強さを変えたりする術です。空を飛べるか、声や音まで運べるかは別に決めておきます。 |
| 土の魔法 | つちのまほう | 土や地面を固めたり、形を変えたりする術です。岩や金属、植物まで扱えるかは作品によって違います。 |
| 光の魔法 | ひかりのまほう | 明かりや光を生み、操る術で、四元素には入っておらず創作で足される属性です。プロットでは、光を扱うことと善い術であることを分けて書きます。 |
| 闇の魔法 | やみのまほう | あたりを暗くしたり、闇にまぎれたりする術です。呪いや心への作用まで含むかは設定しだいで、悪い術と決まってはいません。 |
| 雷の魔法 | かみなりのまほう | 稲妻や放電を起こす術です。光る稲妻を使うのか、轟く音を使うのかで、地の文の書き方が変わります。 |
| 氷の魔法 | こおりのまほう | 氷を作ったり、ものを凍らせたりする術です。水の魔法の仲間とするか、別の属性とするかは作品ごとに違います。 |
| 精霊魔法 | せいれいまほう | 精霊の力を借りる術や、精霊が使う術を指す、創作の呼び名です。力の出どころを表す言葉なので、火や水などの属性と組み合わせて書けます。 |
何が起こる術か

属性が「何を扱うか」なら、ここは「何が起こるか」です。同じ火の魔法でも、結界にも付与にも使えます。呼び出す、守る、癒やす、惑わせる、移る、と働きで書くと、場面での使い方が伝わります。
術を使うと何が起こるかの言葉です。属性や善悪とは別の軸で、同じ属性の魔法でもいろいろな働きに使えます。
| 言葉 | 読み | どういう意味か |
|---|---|---|
| 召喚 | しょうかん | もともとは人を呼び出すことで、創作では精霊や生き物を術者のもとへ呼び出す術を指します。プロットには、呼んだ相手が従うかを別に書きます。 |
| 付与 | ふよ | 人や物に魔法の効果を与えることで、エンチャントとも言います。剣に炎をまとわせる、服に守りを込める、のように何に何を与えるかで書きます。 |
| 結界 | けっかい | もとは仏教などで、区域を区切って修行や儀式の場を定めることです。創作では侵入や術を遮る境や領域を指すため、プロットには何を遮るかを書き添えます。 |
| 治癒魔法 | ちゆまほう | 傷や病を治す術を指す、創作の呼び名です。どこまで治せるか、治すと術者が疲れるかを決めておくと、場面に重みが出ます。 |
| 幻術 | げんじゅつ | 人の目や認識を惑わせる不思議な術です。見せているのは幻なので、実際に姿が変わる変身とは分けて書きます。 |
| 変身 | へんしん | 姿やあり方が別のものに変わることです。体そのものが変わるのか、見かけだけなのか、戻れるのかを添えます。 |
| 転移 | てんい | 離れた場所へ一瞬で移る術を指す、創作での使い方です。行き先を選べるか、門や印が要るかで、使える場面が変わります。 |
| 死霊術 | しりょうじゅつ | 英語のネクロマンシーには、死者と交信して先のことを知ろうとする術という意味があります。創作で死者を動かす術として使うのは、それより広い使い方です。 |
| 占術 | せんじゅつ | 兆しを読んで、先のことや隠れたことを知ろうとする方法です。未来を変える術ではないので、占った結果をどう扱うかで推しの性格が出ます。 |
唱え方・制御・代償

どう唱えるか、何を使うか、何を払うか、うまくいかないとどうなるかを分けて書きます。呪文は唱える言葉、詠唱は唱えること、と分けると地の文が書きやすくなります。魔力切れ(足りなくなる)と暴走(止められなくなる)は別の状態です。
唱える言葉と行い、必要な力、払うもの、制御できない状態の言葉です。この順に進む決まった手順ではありません。
| 言葉 | 読み | どういう意味か |
|---|---|---|
| 呪文 | じゅもん | 不思議な働きを得ようとして唱える言葉で、意味より音や唱えること自体が大事にされる場合もあります。長さや言語に決まりはないため、プロットにはその世界での決まりを書きます。 |
| 詠唱 | えいしょう | もとは詩歌に節をつけて歌うことです。創作では呪文を声に出して唱えることを指し、地の文では「詠唱を始めた」のように動きとして書けます。 |
| 無詠唱 | むえいしょう | 呪文を声に出さずに術を使うことを指す、創作の言葉です。速い・強いとは限らないので、集中や準備が要るかを添えます。 |
| 術式 | じゅつしき | 辞書では手術のやり方を指し、創作では魔法を組み立てる仕組みや手順に使われる言葉です。何を指すかは作品ごとに違うため、プロットにはその世界での意味を添えます。 |
| 契約 | けいやく | 当事者どうしが取り決めを結ぶことで、創作では精霊や悪魔から力を借りる条件を決める関係を指します。プロットに何と引き換えかを書くと、物語が動きます。 |
| 魔力 | まりょく | 辞書では人を引きつけ惑わせる不思議な力のことです。創作では魔法を使うための力を指し、量や回復のしかたは別に決めます。 |
| マナ | オセアニアの文化で力や権威、威信にかかわる考え方で、ゲームでは術に使う力の意味で広まりました。プロットには、魔力と同じか別かを書きます。 | |
| 魔力切れ | まりょくぎれ | 術に使う力が足りなくなった状態を指す、創作の言葉です。倒れるのか、しばらく使えないだけなのかを決めておくと、弱っている推しが書けます。 |
| 代償 | だいしょう | 何かを成し遂げるために失うものや差し出すものです。体温、記憶、時間など、何を払うかで推しの魔法の重さが決まります。 |
| 暴走 | ぼうそう | 力を止めたり向きを決めたりできなくなることです。強くなることとは別なので、なぜ抑えられなくなったのかを書くと場面が締まります。 |
| 封印 | ふういん | 外へ出ないように閉じ込めることで、創作では力や存在を閉じ込めたり、術を使えなくしたりすることを指します。プロットには、解く条件を一つ書いておきます。 |
| 呪い | のろい | 相手に災いが及ぶことを願う言葉や行いで、創作ではかけられて続く不利な状態も指します。プロットには、いつまで続き、どうすれば解けるかを添えます。 |
| 解呪 | かいじゅ | かけられた呪いを解くことです。封じられた力を戻すことや、すべての魔法を打ち消すこととは分けて書きます。 |
使い手と学び

使い手の呼び名は、強さの順に並んだ階級ではありません。魔導士と魔術師、魔道士と魔導士のように字が違っても、仕事や上下が決まるわけではありません。誰に学んだか、どこに属しているか、何が得意かを呼び名と一緒に書きます。
魔法を使う人の呼び名と、学ぶ立場・付き従う存在の言葉です。強さの順に並んだ階級ではありません。
| 言葉 | 読み | どういう意味か |
|---|---|---|
| 魔法使い | まほうつかい | 魔法を使う人を指す、いちばん広い呼び名です。仕事か生まれつきか、性別も決まっていないので、推しの立場を一言添えます。 |
| 魔術師 | まじゅつし | 魔術を行う人で、手品師を指すこともあり、創作では魔法使いと意味が重なります。呼び名だけで学び方や得意分野は決まらないため、プロットにはそれらを書き添えます。 |
| 魔女 | まじょ | 伝承や信仰の中で、魔術を使うと考えられた女性などの呼び名です。歴史上の魔女裁判で裁かれた人は嫌疑をかけられた人で、創作で術を使う人物とは分けて考えます。 |
| 魔導士 | まどうし | 創作で魔法の使い手を指す呼び名で、魔導師・魔道士とも書きます。字の違いで仕事や上下が決まる一般の決まりはないので、作品の中での違いを書きます。 |
| 賢者 | けんじゃ | 知恵や判断に優れた人への呼び名で、魔法を使う人を指すこともあります。この語だけで魔法が使えるとは決まらないため、使えるかどうかを書き添えます。 |
| 見習い | みならい | 務めを本格的に担う前に、見て学ぶ人や段階です。年齢や力の弱さは関係ないので、誰の下で何を学んでいるかを書きます。 |
| 使い魔 | つかいま | 魔女などに付き添って助ける、動物の姿の霊的な存在という説明があります。黒猫とは限らず、術者とどんな関係かで性格が出ます。 |
| 師弟 | してい | 技や学問を教える側と、教わる側の関係です。肩書きではなく関係の言葉なので、推しが師匠か弟子か、どんな距離感かを書けます。 |
混同しやすい組
似た言葉は、呼び名・属性・働き・使い方・状態のどれを指しているかで見比べます。境目が決まっていない組は、名前に加えて書きたい中身を短く補います。
| 組 | 違い |
|---|---|
| 魔法/魔術/呪術/妖術 | 辞書では意味が重なります。魔術には手品の意味もあり、呪術は守りや願いの術も含みます。生まれつきか学んだものか、東か西かで分けるのは作品ごとの設定です。 |
| 白魔法/黒魔法 | 白魔術は善い目的の術、黒魔術は害を与える目的の術や、悪魔とのかかわりからそう呼ばれた術です。白が治癒、黒が攻撃という決まりはありません。 |
| 光の魔法/白魔法 | 光の魔法は扱うもの(属性)、白魔法は目的の評価です。光の魔法が善い術とは限りません。闇の魔法と黒魔法も同じです。 |
| 呪文/詠唱 | 呪文は唱える言葉、詠唱は声に出して唱えることです。詠唱はもともと詩歌を節をつけて歌う意味で、呪文に使うのは創作での使い方です。 |
| 無詠唱/短い詠唱 | 無詠唱は声に出して唱えないこと、短い詠唱は唱える言葉が短いことです。無詠唱でも準備や集中が要るかは作品で決めます。 |
| 召喚/契約/使い魔 | 召喚は呼び出す行い、契約は取り決め、使い魔は付き従う存在です。呼び出しただけで契約や主従が成り立つとは限りません。 |
| 幻術/変身 | 幻術は相手の目や認識を惑わせること、変身は姿やあり方が変わることです。見かけだけ変わるのか、体が変わるのかを書き分けます。 |
| 封印/解呪 | 封印は力や存在を閉じ込めること、解呪はかけられた呪いを解くことです。封印を解くことと解呪は同じではありません。 |
| 魔力切れ/暴走 | 魔力切れは使う力が足りなくなること、暴走は止めたり向きを決めたりできなくなることです。暴走すれば強くなるという決まりもありません。 |
| 魔法使い/魔術師/魔導士 | どれも魔法を使う人の呼び名で、意味が重なります。字の違いで仕事や上下が決まるわけではないので、作品の中での違いをプロットに書きます。 |
実在の信仰にかかわる言葉の扱い
魔法の言葉には、実在の信仰や歴史から来たものがあります。歴史上「魔女」とされた人の多くは嫌疑をかけられた人で、実際に術を使った人ではありません。マナはオセアニアの文化で力や威信にかかわる考え方で、ゲームの消費する力という意味は後から広まった使い方です。
このページでは、信仰の言葉を善悪の属性や戦う職業に当てはめる書き方はしていません。ユダヤ教の神秘思想に由来するカバラなどは扱っていません。ルーン文字は魔法の道具の名前で「文字」として扱っています。
このページで扱わないもの
杖・魔導書・魔法陣・魔石・薬などの道具と、錬金術は扱いません。実在の宗教の儀礼や作法、占いの当たり外れ、特定の作品の設定も書いていません。
古代魔法・魔法学園・真名のように、作品ごとに中身がまったく違う言葉は、共通の意味が書けないため外しました。使うときは、その世界での意味をプロットに一文で添えます。
言葉の選び方と、このページの限界
国語辞典・百科事典と英語の辞書で意味を照合し、説明と例を書き下ろしています。主な確認先は、辞書・事典の魔法の項目、魔術の項目、四大(四元素)の項目、ニュージーランドの百科事典です。
創作で使われる言葉は、もとになる語の意味と、創作でよく使われる意味を分けて書きました。無詠唱・魔力切れ・禁術・術式のような言葉は、辞書に見出しがないためです。どの作品から広まったかは調べていません。英語は PixAI などに入れるときの近い例で、思った絵が出るかは試していません。
語数は表の行数で数えています。属性の例は能力・種族・正体の言葉と重なるものがあり、ここでは意味と、ほかの言葉との違いを中心に書きました。